研究開発方針・体制
富士電機は、「エネルギー・環境」をキーワードにした技術プラットフォームの構築と、それをベースにしたコンポーネントおよびソリューションの開発に注力しています。
富士電機は、得意とするパワー半導体、回路技術、制御技術を融合させたパワーエレクトロニクスをコア技術とし、「創エネルギー」技術と「省エネルギー」技術の強化に戦略的な投資を行っています。
また、グローバル化を推進し、中国、米国、欧州など海外現地での研究開発を強化していきます。特に中国では、浙江大学と中国市場向けの新製品開発・新事業構築を目指し「浙江大学−富士電機イノベーション・センター」を設立するなど、中国現地での研究開発を強化しています。海外事業の拡大に向け、現地のニーズに即した研究開発を行っていきます。
研究開発体制
これまで、グループの研究開発会社として、基礎研究、新製品・新事業や重点機種の技術開発、生産技術の開発、グループ共通のテクノロジープラットフォーム(ベースとなる技術)の構築に注力してきた富士電機アドバンストテクノロジー(株)を、2009年10月1日より、持株会社に統合しました。
各事業会社が固有の製品開発に注力する一方で、グループ経営戦略と技術戦略が一体化することによって、グループ経営の求心力を高めて事業化のスピードアップを図り、企業価値最大化に取り組んでいきます。