富士電機
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富士電機技報のご紹介

■富士電機技報 新製品紹介論文(2015年)

第7世代「Xシリーズ」IGBTモジュール 2015-S09
本文:PDF  
991KB  
川畑 潤也 ・ 百瀬 文彦 ・ 小野澤 勇一 2015年11月27日

富士電機では電力変換装置のさらなる小型化・高効率化・高信頼性化を実現するために,新たなチップ技術およびパッケージ技術を適用した第7世代「Xシリーズ」IGBTモジュールを開発した。XシリーズIGBTモジュールでは,IGBTとFWDのチップの小型化・低損失化のみならず,高温動作時に低下が懸念される種々の特性を向上させることにより信頼性の向上も実現させた。パッケージの放熱性,耐熱性ならびに信頼性の向上により,IGBTの連続動作時の最高温度Tjop を第6世代「Vシリーズ」IGBTモジュールよりも25℃高い175℃に向上させた。

サーキットプロテクタ「CP30F シリーズ」 2015-S08
本文:PDF  
994KB  
江村 武史 2015年11月13日

サーキットプロテクタは,機器内の回路を保護するための過電流保護機能と,スイッチとしての機能を併せ持つ遮断器であり,近年のFA機器,OA機器,コンピュータおよび周辺機器の進展とともに普及が拡大している。
富士電機は,制御回路用サーキットプロテクタとして,1983年に「CP-Dシリーズ」を,1993年に「CP-Fシリーズ」を発売し,好評を得てきた。発売当時に比べてユーザのニーズは多様化し,かついっそう高度化してきている。富士電機は,こうしたニーズを踏まえ,安全性と配線時の作業性を向上させたサーキットプロテクタ「CP30Fシリーズ」を開発した。

アモルファスモルトラ「FM−AT14」 2015-S07
本文:PDF  
980KB  
渡辺 賢治 2015年10月15日

地球温暖化防止を背景に,受変電設備においては節電対策が重要な課題となっており,省エネルギー(省エネ)性の高い電気機器のニーズが高まっている。現在,国内には約260台の高圧配電用変圧器が設置されており,製造年代ごとの損失特性,総出荷台数,平均容量を基に試算すると,エネルギー損失の総量は約165億kWh/y(CO2換算で約62億kgCO2/y)という膨大な量になる。したがって,効率の高い変圧器への置換えは大きな省エネ効果をもたらすことになる。モールド変圧器においては,「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(省エネ法)の特定機器として2014年度から第二次トップランナー基準が導入された。
富士電機は,2013年6月に「トップランナーモルトラ2014」を単相10〜500kVA,三相20〜2,000kVAのラインアップで発売した。従来の製品に比べて変圧器の発生損失を40%低減し,第二次トップランナー基準を満足させた。さらに,2015年6月には第二次トップランナー基準の目標効率に対して130%の達成率となるアモルファスモルトラ「FM-AT14」を発売した。

常時商用給電方式小容量UPS「UX100 シリーズ」 2015-S06
本文:PDF  
993KB  
岩井 一博 2015年9月18日

産業機器やパソコンのバックアップ電源には,高効率・安価な常時商用給電方式の無停電電源装置(UPS)が使用されることが多い。そこで,富士電機では常時商用給電方式小容量UPS「UX100シリーズ」を開発した。
UX100シリーズは,パソコンのOSの電源監視機能に対応し,USB(Universal Serial Bus)経由によるシャットダウン機能を備えている。また,従来モデルになかった,商用電源に異常が発生した場合にバッテリ運転への切替えを高速に行うモードを選択可能とし,出力電圧の変動を低減し安定的な給電を継続する機能も付加した。UX100シリーズは,500VAモデル,750VAモデルおよび1kVAモデルを用意し,使用条件に合わせて容量を選択できるようにした。

トップランナー基準を満足したギヤードモータ「MGX シリーズ」
「MHX シリーズ」とブレーキモータ「MKS シリーズ」
2015-S05
本文:PDF  
898KB  
舘  憲弘 2015年7月21日

トップランナー基準を満足し,従来品に比べて小型かつ低騒音のギヤードモータ「MGXシリーズ」「MHXシリーズ」およびブレーキモータ「MKSシリーズ」を開発し,発売した。

IEC規格適合7.2 kVスイッチギヤ 2015-S04
本文:PDF  
1.01MB  
福田 純孝 ・ 北村 高晃 ・ 岩本 啓 2015年4月24日

スイッチギヤとは,電路を安全に開閉するとともにその状態を監視することができる装置である。海外向けのスイッチギヤには,IEC規格(IEC 62271-200)が適用される。この規格では,故障や保守時の運転継続性に関する構造の分類および周囲の人の保護の分類など,安全な構造に対する考え方が強化されている。また,国内規格であるJEM規格もIEC規格に整合させていく方向にある。
富士電機は,これらの背景から,海外向けにIEC規格に適合する7.2kVスイッチギヤを製品化した。

グローバルスタンダード温度調節計「PXFシリーズ」 2015-S03
本文:PDF  
1.12MB  
萩岡 信和 2015年4月24日

富士電機は,省エネルギー(省エネ)や安全・安心に貢献する計測制御システムおよび計測機器を提供している。中でも温度調節計は,高品質でコストパフォーマンスに優れた「PXRシリーズ」を中心に,多くの支持を得ており,全世界で販売累計300万台を超えている。
「PXFシリーズ」は,富士電機の主力製品であるPXRシリーズの使いやすさはそのままに,多機能型「PXGシリーズ」の機能をさらに拡張し,グローバル市場に対応したモデルである。

操作性およびネットワークの利便性を追求したプログラマブル表示器
「MONITOUCH V9 Advanced」
2015-S02
本文:PDF  
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小藤 弘行 ・ 一色 孝博 ・ 中西 拓也 2015年4月10日

近年,スマートフォンやタブレットの普及が進み,誰もが所有する時代となってきている。また,それらのモバイル機器では,ジェスチャー操作やインターネット接続技術など高機能化が進んでいる。
産業分野においても,民生用のモバイル機器と同様の操作性やスマートフォンを使った遠隔監視・操作の要求が高まってきている。そこで,産業分野で要求される高い品質を維持しつつ,民生機器と同様の操作性と最新のネットワーク技術を組み込んだプログラマブル表示器「MONITOUCH V9 Advanced」を開発した。

国内向け高性能コンパクト型インバータ「FRENIC-Ace」 2015-S01
本文:PDF  
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篠田 誠司 2015年3月20日

国内では,工場設備や加工機械などのモータを駆動・制御し,機械の高性能化や省エネルギー(省エネ)を図るため汎用インバータが広く普及している。近年,業種や機械設備に応じて,最適な制御を行う専用機のニーズが高まっている。また,昨今の電気エネルギーの情勢を背景に,さらなる省エネへの関心が高まる一方である。
このたび発売した国内向け高性能コンパクト型インバータ「FRENIC-Ace」は,省エネ効果の大きい同期モータの駆動に対応している。さらに,汎用インバータでありながら,カスタマイズロジック機能を搭載しており,プログラマブルコントローラ(PLC)や外部の制御機器と組み合わせることなく,特定の用途にきめ細かく対応できる。省エネ用途だけでなく特定用途にも適用できる汎用インバータである。



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