富士電機レポート2017
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Fuji Electric Report 2017 09高付加価値商材の創出加速 ものつくり力の更なる強化 富士電機の開発は、技術マーケティング、先端研究、基礎研究は技術開発本部が担い、製品開発は各事業本部が行う体制へと転換しており、IoTビジネスの立上げやプラットフォーム開発、次世代パワー半導体SiCの実用化推進などに注力しています。同時に、研究開発拠点の整備も進めてきており、 お客様に選ばれる高付加価値商材の創出を加速しています。2015年度には、松本工場にパワー半導体の技術開発センターを、東京工場に全社の研究開発ならびに計測制御の研究開発棟を建設し、さらに2016年度には、鈴鹿工場にパワエレテクニカルセンターが完成し、パワエレ機器の研究者・技術者を結集しました。 ものつくり力の強化に向けては、地産地消の考えのもと、 日本のグローバルマザー工場を強化し、アジア・中国をはじめとする海外生産拠点と連携し、引き続き内製化、自働化拡大により付加価値・生産性の向上に取り組んでいきます。また、三重工場や大田原工場でIoTを原価低減につなげる新たなものつくりに取り組んでいます。IoTを活用した自働化や設備 保全、自律化生産などの取り組みを、各生産拠点へと広げていきます。中国・大連の自動販売機第二工場では、三重工場の生産技術と最新鋭の自働化設備を導入し、第一工場と合わせ生産能力は倍増となる年間10万台体制となり、中国での事業拡大を図ります。「Pro-7活動」の再活性化 収益力の強化に向け、全社員が仕事のやり方をゼロベースで見直し、業務の効率化と業務品質の向上を徹底して行う「Pro-7活動」は、2012年度から始めて5年が経過しました。 この考え方は広く社内に浸透し、社員にコストや業務品質に対する意識が根付いてきました。2017年度は、働き方改革が叫ばれるなかで、改めて業務の基本に立ち返り、仕事の進め方、資料や会議のあり方などの見直しに取り組みます。こうした 取り組みが会社と社員一人ひとりにとって、有効なものになることを期待しています。また、海外拠点における活動を拡充 するなど、再活性化を図ります。ESG課題に誠実に取り組み、 持続的成長を目指す  当社の経営理念の根底にあるのは、ステークホルダーの 皆様との信頼関係を深めること、社会の一員として「人と 環境にやさしい企業でなければならない」という考え方です。この理念の実践こそが、富士電機のCSR(企業の社会的 責任)であり、CSRをグローバルに推進するため、国連が 提唱するグローバル・コンパクト(GC)に参加し、GCが掲げる 「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野10原則を、私たちの行動指針である企業行動基準に反映させ、実践しています。また、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた17の「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals) についても、E「Environment(環境)」、S「Social(社会)」、 G「Governance(統治)」の観点から、その目標達成に貢献していきます。製品・技術を通じて地球環境保護に貢献 温暖化をはじめとする地球環境問題は、人類社会の未来を左右する重要な課題です。当社は、地球温暖化防止、循環型社会形成、企業の社会的責任を柱とする「環境ビジョン2020」を掲げています。海外子会社を含むグループを挙げて、当社が得意とするエネルギー・環境技術を活かした製品・技術の提供を通じて地球環境保護に貢献するとともに、自らの生産活動における環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。

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