富士電機レポート2017
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Fuji Electric Report 2017 23研究開発/知的財産研究開発パワー半導体技術やパワーエレクトロニクス技術を中心に強いコンポーネントとシステムを創出する研究開発および、要素技術の複合により顧客価値を生むソリューションの研究開発に注力しています。 また、研究開発を加速するため、研究開発体制を整備し、製品開発に関わる機能は各事業部門が担い、 全社の研究開発部門は技術マーケティング・先端研究・基礎研究に取り組みます。 研究開発方針 先端技術の強化による強いコンポーネントとシステムの創出 技術マーケティングを活用した競争優位性のある製品技術の開発 当社の要素技術とオープンイノベーションの融合による新たなイノベーションの創出 2016年度の取り組み 強いコンポーネントとシステムの創出モーションコントロールシステム 精密加工機などの位置決めの高速化と高精度化を可能とする新型のモーションコントローラならびにサーボシステムを開発しました。両製品を組み合わせたモーションコントロールシステムにより高速・高精度な駆動制御を実現し、より安全な操業を支えるセーフティ機能を搭載しています。トレンチゲート構造 SiC–MOSFET トレンチゲート構造のSiC-MOSFET*1を開発*2しました。世界トップレベルの低抵抗(1200V、3.5mΩcm2)を実現し、 本デバイスをインバータに搭載した場合、Siと比較して70%以上の損失低減(当社比)になります。今後All-SiCモジュールへの適用を進めます。*1 Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor*2 産業技術総合研究所が設立した「つくば パワーエレクトロニクスコンステレーション」での共同研究成果を活用技術マーケティングを活用した製品技術の開発鉄鋼圧延設備向けライフサイクルサービス お客様の設備の操業停止による損失を低減するため、鉄鋼圧延設備向けの異常診断機能を開発しています。設備の駆動制御装置に本診断機能を実装し、設備データの収集と診断を行うことで、設備の異常を事前に予測します。今後は、診断機能をクラウド*3にも実装して、多くのお客様にサービスの提供を進めます。*3 ネットワーク経由でデータを 収集・解析するサーバーシステムオムニチャネル自動販売機 (株)JR東日本ウォータービジネス様と共同で、自動販売機での新しい価値体験を提供するため、当社の決済インターフェース*4を搭載したデジタルサイネージ自動販売機を開発しました。スマートフォンアプリを活用した事前決済や定期購入などを可能とし、飲料購入者の利便性を追求します。*4 デジタルサイネージ用のアプリケーションと 自動販売機のソフトウェアを結ぶプログラム新型のサーボシステムALPHA7新型のモーションコントローラSPH3000D鉄鋼圧延設備※ 写真の設備には本機能は実装されていません。トレンチゲート構造を採用したSiC–MOSFET新型デジタルサイネージ自動販売機

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