
取引先様とともに
公正・公平な調達
取引先様に対する考えと行動
富士電機は、「富士電機購買方針」の中で、“公正な取引”を「調達活動における行動指針」として明文化。品質、価格、納期、サービスともに優れた競争力をもち、かつCSR(企業の社会的責任)に配慮している取引先様を、日本国内はもとより広く世界から求めています。
また、自由な競争によって公平に選定したすべての取引先様と対等な立場で取引を行い、より良いパートナーシップの構築・維持と、相互理解の促進に努めています。
調達関連法規の遵守の徹底
調達関連法規研修の様子富士電機では、毎年、調達関連法規に関する内部監査と従業員教育を実施しています。- ※下請法: 正式名称は「下請代金支払遅延等防止法」。親事業者が優越的地位を濫用して下請け業者に対する代金の支払いを遅延する、下請け代金を減額するなどを防止する法律。
公正・公平な取引先様の選定
富士電機は、取引先様を選定する際、国内外を問わず自由な競争で選定することを基本方針としています。この方針のもと、取引先様からの問い合わせには誠実に、そして必要な情報を迅速に提供し、新しい取引先様に対しても常に門戸を開放しています。
また、新規取引先様の選定にあたっては、「品質」「価格」「納期」「供給の安定性」「環境配慮」などを総合的に検討しています。さらに、継続取引先様に対しても各項目を毎年評価しており、基準に達しなかった項目があれば、指導して改善を促しています。
取引先様とともに進めるCSR活動
CSRアンケート調査の実施
富士電機では、有用な製品・サービスを提供し、ステークホルダーや社会からの信頼を高めていくために、CSRに関する項目を購買方針にも盛り込み、取引先様とともにCSR活動を推進しています。
2010年度は、購入実績が国内上位450社の取引先様を対象にCSRの取り組みレベルに関するアンケートを実施しました(回答率:約90%)。その結果を受け、今後、「改善が望ましい」と判断された取引先様に対して、改善すべき項目ならびに改善策をアドバイスしていきます。
また、海外の取引先様に対しても、試行的にCSR調査を実施。10社に調査を行い、いずれも問題はありませんでした。2011年度以降は、事業拡大を図る中国・東南アジアを中心に、順次調査の対象範囲を拡大していく予定です。
このほか、「反社会的勢力排除」にも取り組んでいます。とくに近年、反社会的勢力の資金獲得活動が巧妙化しており、日本政府も、2007年6月に指針を公開しています。当社も、被害防止を強化するため、ほぼすべての取引先様と「反社会的勢力排除覚書」を締結。加えて、お客様からの契約書締結などの要請にも誠実に対応しています。
今後も、取引先様と一層の連携を図りながら、共存共栄を実現していきます。
グリーン調達の推進
富士電機は、環境に配慮した資材・部品の調達をめざして、1998年度に「富士電機グリーン調達ガイドライン」を定め、グリーン調達活動を積極的に推進しています。
特に資材・部品に含有される化学物質については、サプライチェーン全体で適切に管理するため、取引先様にも含有化学物質管理体制の構築を要請。取引先様に「製品含有化学物質管理体制の構築状況」という調査票を配付しているほか、「JAMP/JGPSSI製品含有化学物質管理ガイドライン」への適合をお願いしています。
2010年度は、REACH規則の管理対象物質について、含有状況調査を実施しました。
現地工事の労働安全
富士電機では、地熱・火力発電設備などの現地工事を専門の会社に発注していますが、工事作業における労働安全衛生は富士電機が管理しています。
例えば、作業ごとに安全事項を確認する「KYM(危険予知ミーティング)」や工具類の点検、現地安全巡回などを日常的に実施しています。
また、大規模な工事では、安全衛生協議会を工事会社と組織し、安全衛生に関する資料の作成・配布や、安全衛生報告書の作成・発行、酸欠・硫化水素など危険作業に関する特別教育の実施などを定期的に行っています。
なお、2010年度における工事現場での労働災害は0件でした。

