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特集「環境ビジョン2020」達成へのステップ 1 地球温暖化防止

太陽光発電の拡大
熊本県立技術短期大学への設置例
さいたまスーパーアリーナへの設置例


太陽の光で、どこでも発電。

地球温暖化の防止に向けて、再生可能エネルギーの利用促進への期待が高まる中、太陽光発電の利用範囲を拡大する技術開発を通じて、低炭素社会の実現に貢献します。

太陽光発電の設置範囲を拡大する技術開発を推進

太陽電池の写真太陽電池再生可能エネルギーとして期待を集める太陽光発電。その普及のためには、発電性能や安定性の向上に加えて、どんな場所にも設置できるよう、設置方式や施工性に関する技術開発も重要です。
富士電機では、薄い、軽い、曲がる、割れない、といったフィルム型太陽電池のメリットを活かして、容易に設置できるよう製品化を進めるとともに、壁面への取り付けなど、新しい設置方式を実用化しました。
加えて、建材メーカーとも協働して、屋根材や壁材、防水シートなどと、富士電機のフレキシブルモジュールを一体化した太陽光発電システムの開発も進めています。
こうした取り組みにより、公共施設やビル、遊休地など、これまで太陽光発電スペースとして有効活用されていなかった場所にも、太陽光発電の導入を図っています。

太陽光発電のシステムソリューションを提供

富士電機は、電力制御分野で培ってきたエンジニアリング力を活かして、高効率なパワーコンディショナや二次電池も含めた「太陽光発電システムソリューション」を提供しています。

今後は、富士電機の得意分野である電力系統との連系技術に加え、太陽光や風力による不安定な発電の需給バランスを調整するシステムや、電力の需給をリアルタイムに可視化する制御システムの開発により、マイクログリッドやスマートグリッドなどの分散型電源ネットワークシステムにも展開していきます。

太陽光発電システムの仕組み

太陽光発電システムの仕組みの図

取り組み事例 1熊本県立技術短期大学

太陽電池の利用範囲の拡大に向けた実証研究を実施

富士電機は、くまもとテクノ産業財団および熊本大学とともに、「フィルム型太陽電池の適用拡大による低炭素社会実現モデル事業」として、フィルム型太陽電池の軽量性を活かした取付方法や新しい設置方式についての実証研究を実施しました。

例えば熊本県立技術短期大学では、阿蘇の外輪山をイメージした既設モニュメントのガラス裏面に、ワイヤを用いて軽量太陽電池モジュールを取り付けました。これ以外にも屋上にアーチ状に取り付けた例や、既設のビルの外壁にワイヤを用いて取り付けた例など、これまでにない先進的な施工形態について検証を進めています。

なお、この事業は、経済産業省から2009年度の「低炭素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル」として採択されました。

取り組み事例 2さいたまスーパーアリーナ

建物設置型として国内最大級のアモルファス太陽電池を納入

富士電機は、2010年4月、音楽、スポーツ、文化交流の場として日本を代表する「さいたまスーパーアリーナ」に、建築物設置型としては国内最大規模となる214.2kWのアモルファスシリコン型太陽電池を納入しました。

設置にあたっては、既存建物への重量負担の軽減や、屋根のデザイン性にも配慮し、鋼板上にフィルム型電池を一体ラミネート成型する特殊技術を採用。施工を担当した(株)淀川製鋼所の高い設置技術との協働により、安全性や耐久性に優れたモジュールの設置を実現しました。

お客様の声
ビジネスパートナーの声 富士電機の太陽光発電システムへの期待

当社の施工技術と富士電機の太陽電池技術のコラボレーションの広がりに期待しています。

株式会社淀川製鋼所 営業本部 営業二部 広域ソリューショングループ 邑林 詳介様の写真
株式会社淀川製鋼所 営業本部
営業二部 広域ソリューショングループ
邑林 詳介様
※所属は2010年9月時点のものです
さいたまスーパーアリーナは、内部に大空間を確保するという構造上の特徴から、設置する太陽電池は軽量であることが絶対条件でした。富士電機の太陽電池を鋼板上に一体ラミネート成形することにより、軽量と高強度を実現することができました。またモジュール自体が曲がることから、屋根との一体感を演出することができました。
実際に設置してみて、軽いので施工が楽であること、太陽光の反射が少ないため周辺への景観的な影響が小さいこと、ガラスと違って台風などの強風で割れないことなど、多くのメリットを実感できました。
今回のプロジェクトは、当社の施工技術と富士電機の太陽電池技術が融合したものといえるでしょう。環境意識の高まりを背景に、最近は既存の屋根に太陽電池を取り付けたいというリクエストが増えていますので、今後も両社のコラボレーションの広がりに期待しています。

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