ニュースリリース
富士電機グループ『環境学校』について

2009年11月20日
富士電機ホールディングス株式会社

 富士電機ホールディングス株式会社(本社:東京品川区 社長:伊藤晴夫)は、11月15日(日曜日)、 熊本県玉名郡和水町(なごみ町)において、富士電機「環境学校」を開催致しました。
 「みんなで守る森」をテーマに、和水町及び南関町、熊本県立大学、そしてアルピニストの野口 健氏の協力の下、地元の小学6年生約40名が参加しました。

富士電機「環境学校」写真

1.開催の趣旨

 本環境学校では、「みんなで森を守る」をコンセプトに森林の重要性を教室から離れ、森林の中で体験し、遊びの中から里山の価値を見出せるようにオリジナルプログラムを企画し、環境保護の大切さを学ぶとともに、次世代の里山保全を担う人の育成を目的に実施しました。

2.富士電機「環境学校」概要

3.プログラムの解説

竹を切る小学生と見守る野口健氏写真
竹を切る小学生と見守る野口健氏

(1)

杉伐採デモと竹を使った工作
杉伐採のデモ見学。
里の竹を利用し、竹のお箸、竹の飯ごうを作り、その飯ごうでご飯を炊き。
森林にある物の活用方法を考える機会創出が狙い。

(2)

椎の木の植樹
手入れをしていない森林で間伐を行った後、どんぐりから育てた苗を森林に返します。
(1)項の伐採から植樹までを実体験することにより、森林再生一連の流れを体験し、 (3)項の活動へ展開。

(3)

里山で考える地球温暖化
地球温暖化はオゾン層の破壊、酸性雨、土地の荒廃、森林破壊などと関係しており、地球で生活する人間の活動が大きく関与していることなどを森林の中で水環境などを例にとり、今何をすべきか考える機会創出が狙い。

4.里山再生活動について

 富士電機グループは、富士電機システムズ株式会社と熊本県立大学との包括協定に基づき、熊本県が目指す「美しい熊本『環境立県』」実現のため、地域共生、環境共生の分野における地域貢献や人材育成を行うために相互に協力しております。
 その一環として、2007年1月より里山再生活動「玉名郡和水町におけるなごみの里づくり」に取り組み、これまで計27回の活動を行い、約1,200名が参加しています。今回の環境学校は、その取り組みの一環として開催しました。

以上