ニュースリリース
【富士電機グループ】パワー半導体の生産子会社の合併について

2010年2月5日
富士電機ホールディングス株式会社

 富士電機ホールディングス株式会社(社長:伊藤晴夫、本社:東京都品川区)傘下の中核事業会社である富士電機システムズ株式会社(社長 白倉三德、本社:東京都品川区)は、事業構造改革の一環として本年4月1日付をもって、連結子会社である株式会社大町富士(社長:永田晃、本社:長野県大町市)、株式会社北陸富士(社長:安部浩司、本社:富山県滑川市)、株式会社飯山富士(社長:藤岡一夫、本社:長野県飯山市)の3社を合併し、パワー半導体を生産する新会社として発足することを決定しましたので、お知らせいたします。

1.合併の狙い

 弊社グループのパワー半導体事業は、電源分野と産業分野向けを基盤分野と位置付ける一方、世界的にも市場の拡大が見込まれる自動車分野(HV/EV分野、カーエレクトロニクス分野など)と新エネルギー分野を注力分野と位置づけ、事業ポートフォリオの変革とグローバル最適地生産体制の構築に取り組んでいます。
 この中で、昨年から後工程の生産拠点の再編に取り組み、電源分野と産業分野向けの半導体については、原価低減や為替リスクなどに対応するために海外拠点(フィリピン、マレーシア)への生産シフトを加速しています。
 更に今回国内生産子会社3社の合併により、経営の効率化を加速させながら、高品質・少量多品種に対応できる生産体制を構築し、お客様のご要望にタイムリーに応えていきます。

〔基本方針〕

(1) 各拠点が持つ固有の製造技術・技能を共有化し、更なる品質向上を実現
(2) 拠点・機種にまたがる多能工化を推進し、需要変動に迅速に対応できる生産体制を構築
(3) SiCパワー半導体などの次世代デバイスの量産拠点として、最先端の生産技術を早期に確立

2.合併の要旨

(1)

合併予定日(効力発生日)
2010年4月1日(木曜日)

(2)

合併方式
株式会社大町富士を存続会社とする吸収合併方式で、株式会社北陸富士、株式会社飯山富士は解散します。

3.合併当事会社の概況

4.新会社の概要

(注)​​​​​​

新会社の社名が決まり次第、速やかに発表します。

以上