ニュースリリース
新製品 - 高圧一括受電マンション向けスマートメーターの発売について

2013年7月11日
富士電機株式会社
GE富士電機メーター株式会社

富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)の子会社であるGE富士電機メーター株式会社(東京都品川区、代表取締役会長:篠崎美調)は、高圧一括受電マンション向けスマートメーターを発売しますのでお知らせいたします。

1.背景

マンションやオフィスビルにおいて、エネルギー利用の効率化の観点から、電力消費量を把握し節電を支援するエネルギー管理支援サービス(注1)の市場が拡大しており、各住戸の電力使用量を測定・収集する役割を担うスマートメーター(通信機能を備えた電力量計)の普及が期待されています。
また、高圧一括受電事業者が電力会社と高圧受電契約を結び、各居住者に低圧電力を供給する「高圧一括受電サービス」に対するニーズが高まっており、2020年には日本国内で100万を超えるマンション世帯に普及すると試算されています(注2)。
今回発売する製品は、高圧一括受電を行うマンションやオフィスビルを対象としたスマートメーターです。GE富士電機メーター㈱は、本年5月に日本電気計器検定所より同メーターの型式承認を取得し、今後、高圧一括受電事業者を中心に製品を提案していきます。

(注1)

:当社は経済産業省「スマートマンション導入加速化推進事業」のMEMSアグリゲータに選定されています

(注2)

:富士経済「2012 エネルギーマネジメント関連市場実態総調査」

スマートメーター

2.製品の特長

・検針システムの導入期間とコストを削減

電力使用量の測定・収集を行う集中検針システムに必要な「スマートメーター」「集約機」「システムソフトウェア」をパッケージで提供でき、システム導入までの期間を大幅に短縮するとともに、開発コストを削減します。

・実績豊富な無線通信規格を採用

世界的にも標準化が進んでいるメッシュ方式(注3)の近距離無線通信規格「ZigBee(ジグビー)」(帯域2.4GHz)を採用しています。本規格は北米や北欧を中心に電力会社での採用事例が多くあり、実績が豊富です。

(注3)

:端末同士が相互に通信を行うことによりデータを収集する方式

3.発売時期

2013年8月初旬

4.製品に関するお問い合わせ先

GE富士電機メーター㈱マーケット開発部
03-5435-6344

【ご参考】

以上