ニュースリリース
新型自販機「Twistar」の発売による中国・アジアでの自動販売機事業強化について
2014年8月20日
富士電機株式会社
富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、中国・アジア向け新型自動販売機(以下、自販機)の発売を開始し、同地域におけるさらなる自販機事業の強化に取り組んでまいりますので、お知らせいたします。
1.背景
現在、日本では500万台強(内、飲料・食品自販機は260万台強)の自販機が普及しています。
一方、中国や東南アジアでの普及台数は数万台程度ですが、経済成長を背景とした賃金上昇等により、小売業における「自動販売」のニーズが高まっています。また、工場やオフィスビル、病院などを中心に、夜間等における「無人店舗」としての自販機が注目されています。
当社は自販機事業において「中国・アジアにおける事業拡大」を重点方針に掲げており、今般、中国・アジア向け自販機「Twistar(ツイスター)」の発売を開始しました。
自販機トップメーカーとしての技術力・運営ノウハウを活かし、中国・アジアにおける自販機市場形成・事業拡大を加速していきます。
2.新型自販機「Twistar」について
本製品は、事務所、工場、学校、病院など屋内向け自販機です。通常、これらの設置先には小売店が併設されていますが、店舗の営業時間外でも商品を購入したいという利用者のニーズを踏まえ、飲料から食品、物品まで幅広い品揃えが可能な製品を開発しました。
現地要求に即した仕様への対応、タイムリーな製品供給等を目的とし、昨年タイに設立した新工場(富士電機マニュファクチャリング(タイランド)社)で生産します。
<技術的な特長>
・最大42種類の商品を販売
商品のサイズや形状によって4種類のラック(商品を収納する棚)を自由に交換でき、温度帯を3段階(常温・強冷・弱冷)で切り替え可能なため、飲料(缶・ペットボトル等)、食品(菓子・カップラーメン等)、物品(タオル・歯ブラシ・コンパクトディスク等)など、1台で最大42種類(注)の商品を販売できます。
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注
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すべて缶飲料で構成する場合
・商品の変形、傷を防ぎスピーディに搬出
販売時に商品を落下させるのではなく、搬送エレベータが、ラックから押し出された商品を受け取り、スピーディに搬出します。これにより、商品の変形や傷を防ぎます。
・くもらないフロントガラス
結露防止用ヒーターの内蔵により、冷却時にフロントガラスを開閉しても結露はすぐに解消し、くもりません。
3.主な仕様
4.販売先
中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ
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注
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その他の国と地域については別途お問い合わせください。
5.発売時期
即日
6.製品ホームページ
7.製品に関するお問い合わせ先
富士電機株式会社 営業本部
食品流通営業統括部 営業第八部
03-5435-7079
以上