ニュースリリース
「富士電機レポート2017」の発行について

2017年7月28日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(代表取締役社長:北澤 通宏、本社:東京都品川区)は、「富士電機レポート2017」を発行し当社ウェブサイトに公開しましたので、お知らせいたします。

1. 富士電機レポート2017について
 富士電機レポートは、持続可能な社会の実現に向けた当社の企業活動の要点をまとめた年次報告書です。2017年度版の要点は次の通りです。

■事業報告
 2016年度の事業概況報告と2017年度の経営計画及びセグメント変更(パワエレシステム新設)、また研究開発やものつくりの取り組みなどを紹介しています。
■CSR活動
 地球環境保護、多様な人材の採用、働きやすい就業環境の整備、コンプライアンスなど、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点から定めた重要課題(下表参照)に対する2016年度の主な取り組みを紹介しています。

2. 環境分野の取り組み
 ESG重要課題において、環境分野では、2009年に中長期的な道標として「地球温暖化防止」「循環型社会形成」「企業の社会的責任」を柱とした「環境ビジョン2020」を策定。この確実な実現に向け、3年単位の目標と活動計画を定めた「環境経営3ヵ年ローリングプラン」に基づき、継続的な取り組みを進めています。

3. 地球温暖化防止に向けた取り組み
 環境分野では、とりわけ地球温暖化防止に向け、「製品・サービスの提供」と「工場・事務所における省エネ活動」でCO2排出量削減を推進しています。2016年度は以下に取り組みました。

1)製品による社会のCO2排出量削減
 製品によるCO2排出削減貢献量は、インバータや風力発電用PCS、地熱・水力発電機の出荷が拡大し、目標の1,878万トンに対し、2,230万トンとなりました。また、省エネ・創エネ製品の増加などを踏まえ、2020年のCO2排出量削減目標を、従来の1,700万トンから3,000万トンに上方修正しました。

2)生産時のCO2排出量削減
 
生産時のCO2排出量は、内製化の拡大などによる工場生産の増加で前年度比微増しましたが、省エネ機器の適用による生産設備・動力施設の効率化、エネルギー使用を最適化するFEMS(エネルギーマネジメントシステム)の運用などにより、目標の33.5万トンに対し、32.5万トンとなりました。

4. 公開先(富士電機ウェブサイト)

■ESG重要課題

以上