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鉛フリーはんだに対する取組と特許のライセンス許諾について環境保全に対する企業の果たすべき役割の一つとして、環境に対する影響を考慮した製品を生み出す事が益々重要となってきております。 さて、鉛を主成分とする従来のはんだは、約2000年前から異種金属の接合材料として利用され始め、現在では産業機器、コンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等の殆どの電子・電気機器製品に用いられるプリント基板配線の接合材料等に利用されています。 然しながら、そのはんだの主成分である鉛は、環境に悪影響を与える物質(環境負荷物質)であるため、最近の環境意識の高まりに伴い、鉛の排除が求められる様になりました。 2006年7月より、欧州のWEEE&RoHS指令【注1】が施行された事もあり、従来の鉛を主成分とするはんだを使用又は使用した製品を欧州で販売する事が出来なくなってしました。【注2】
富士電機グループでは、国内外で環境問題に積極的に対応することを目的として、独自の鉛フリーはんだを開発し、Sn-Ag-Cu(錫、銀、銅)系の鉛フリーはんだとして米国、日本、ドイツでの特許を取得しました。 この鉛フリーはんだは、Sn-Ag-Cu(錫、銀、銅)系、Sn-Bi(錫、ビスマス)系はんだに、Ni(ニッケル)、Ge(ゲルマニウム)を添加したものです。 ![]() 既に富士電機グループ内ではこの鉛フリーはんだの製品への適用が進んでおります。 また、富士電機グループではこれら特許を用いた鉛フリーはんだをグループ内だけの使用に止まらず、国際的な環境対応のお役に立てたいと考え、国内外のはんだメーカー様に広く弊社の鉛フリーはんだ特許のライセンス許諾を行っております。 現在のところ、国内外多数のはんだメーカー様【注3】からの弊社鉛フリーはんだ特許のライセンス許諾の御要望にお応えしております。【注4】 弊社のみならず、弊社ライセンシーであるはんだメーカー様による鉛フリーはんだ製品を通じて、国際的な環境対応のお役に立てれば幸いと存じます。 ![]() 【注1】 WEEE指令とは、廃電気電子機器に関する欧州議会および理事会指令(Directive of the European Parliament and the Council on Waste Electrical and Electronic Equipment)の略。 各製造業者は、欧州に於いて販売する電子・電気機器の回収・リサイクル費用を負担しなければならないと定められています。 【注2】 【注3】 【注4】 |