富士電機
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ものつくりへのこだわり

技能五輪への取組み

富士電機エフテックは2010年より、技能五輪への取り組みをスタートしました。

技能五輪は、技術と技能で「ものつくりの富士電機」を支えるという「志」を持った私達が、次の世代にこれまで培った経験とノウハウを伝承するための重要な取り組みと考えています。

目標は高く、路は険しいものです。しかし、至高を目指す若者の奮闘を身近に感じること、世界に通じる精度やスピードを目の当たりにすることは、必ず大きな感動と意欲を生む原動力になると信じています。

技能五輪とは

技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会であって、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開 催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。

現在、全国大会は、原則として毎年11月に開催され、国際大会が開催される前の年の大会は、国際大会への派遣選手選考会を兼ねています。 全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された者(原則23才以下)としています。

技能五輪国際大会は、正式には、国際技能競技大会(World Skills Competition)と呼ばれています。

この大会は、1950年にスペインの職業青年団が提唱して隣国ポルトガルとの間で各12人の選手が技能を競ったことにその源を発し、逐年参加国および出場選手の増加をみて若い技能労働者の祭典と呼ばれるにふさわしい行事に発展してきました。

日本は、1962年の第11回大会から参加しており、毎回優秀な成績を収めています。大会は、現在、2年に1度(奇数年)開催されており、これまで日本では、1970年の第19回大会(東京・千葉)、1985年の第28回大会(大阪)、 2007年の第39回大会(静岡・「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」として「国際アビリンピック」と同時開催)が開催されました。

技能五輪取組みの目的

モノつくりを通して「人つくりへのこだわり」を追求し、”名工”を目指し、ものつくりチーム全体の モチベーション向上を図る。

  1. 日本一に挑戦することにより、最高レベルの技能を体験させる
  2. 厳しい訓練を通して、人格的にも優れたトップの技能者・指導者を育成する
  3. トップ技能者を核として、職場全体の技能レベル向上を図る

技能五輪ニュース

技能検定取得状況

私達はものつくりの原点は「現場力」であると考えています。優れた技術も、それを使う「人」により活き方が変わって来ます。先人の知恵や経験、ノウハウを職場で伝承することも重要ですが、資格を積極的に取得することで、技能を研鑚する意識を常に持ち続けるよう努めていきます。

技能検定取得状況

特級 14名

職種(機械加工、仕上げ、電気機器組立て)

1級 48名、2級 73名

職種(フライス盤、マシニングセンター、旋盤、円筒研削盤、平面研削盤、ワイヤ放電加工、板金、溶接、機械組立仕上げ、金型仕上げ、金属プレス、機械検査、開閉制御機器組立て、電子回路接続、配電盤・制御盤組立て、汎用電機組立て、機械プラント製図、機械製図CAD、機械保全(電気、機械) 等

重要基本作業認定制度

重要基本作業とは

  1. 工程終了後に行う一般的な検査では、作業の性質上、良/不良の判定が困難な作業
    その作業が機械化されていても、その作業の管理業務(機械設備・工具・測定具などの管理、製品の品質の管理)などが重要基本作業の対象となる。
  2. 作業者の技能への依存度が高く、高度の技能が要求される作業。

重要基本作業の種類

ねじ締め作業、溶接半田付け作業、表面処理、配線作業などを重要基本作業として指定します。

重要基本作業の運営

  1. 定義する作業毎に、「規程・規格・作業管理マニュアル」などを整備し、教育・技能認定などに活用します
  2. 技能認定制度(有効期限3年)を採用、有資格者による確実な作業を保証します
  3. 技能認定証を職場に掲示し、誇りと責任を持ち作業に従事します

改善への取り組み

「新たな挑戦を続けて興奮に駆り立てる事、そして自分自身たえず現場から学び、現場の活性化をはかる事」

これは、トヨタ生産方式の先駆者である大野耐一氏がトヨタ創業者豊田喜一郎氏から学んだ事として伝えられている言葉です。

私たちは、お客様の要望に応えられるために、現場で起きている様々な課題を把握・分析し、解決するアイデアをご提案できるよう、自らのスキルを磨いて行きたいと考えています。

[トヨタ生産方式の強みとは・・・何万人もが問題解決中毒にかかっていること]

  • 初級者は、在庫が少ないことだと答える
  • 中級者は、問題を顕在化させ、生産性向上、品質向上を強制するメカニズムが含まれていることだと言う
  • 上級者は、問題を顕在化して解決する作業を繰り返すうちに、問題がない状況が不安になって、みんなで一生懸命問題を探し始める
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