【導入事例】保全情報システムPOJ
埼玉中部環境センター様

ペーパーレス化で
時間短縮、スペース削減、作業軽減。
循環型社会をリードする、
地球にやさしい環境を構築

保全情報システムPOJ

毎年増えていく帳票が悩みのタネだった

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埼玉中部環境センター様は、鴻巣市、北本市、吉見町の2市1町により構成された埼玉中部環境保全組合が管理・運営を行うごみ処理施設。24時間365日稼働し、可燃ごみと粗大ごみを処理し続けている。今回の『保全情報システムPOJ』導入の背景には、2つの問題が横たわっていた。
「昭和59年4月のセンター開設以来、私どもでは焼却炉および共通設備の巡回点検の結果を紙に記入し、保管していました」と語るのは同センターのご担当者様。25年以上もの間、点検は毎日休みなく2~3時間おきに行われてきたわけだから、その記録が膨大な量におよび、保管に相当なスペースが必要であったことは想像に難くない。「毎年、棚1段分くらいの帳票が増えていきました。帳票をスキャニングして電子化し、保管スペースを削減したこともありましたが、その方法だと今度はスキャニングに手間がかかってしまうのです」とご担当者様は続ける。さらに、過去の記録を見る必要が生じた場合は、帳票を探したり保管部屋まで取りに行ったりする時間もかかっていた。手間・時間・スペース、すべての無駄をなくすためには電子化による完全ペーパレス化が絶対条件だったのだ。

6,000点以上に及ぶ点検作業も課題

もう一つの問題は点検作業。1日に行う設備の点検項目が6,000点以上におよぶことだった。この量では、結果を紙に記すだけでも長時間を要する。ましてや、6,000点を一つ一つチェックしなければならないのだ。このプロセスをもっと簡単にできないか、というのがご担当者様のたっての希望だった。
そこで、センターの設備メンテナンスを担当している株式会社三築ツヅキシステム様に相談したところ、富士アイティを紹介された。三築ツヅキシステムの担当者である粟野様によると、「設備点検の簡素化だけでなく、システム全体のご提案を行いたいと考えていた矢先にご相談をいただきました。お悩みを聞いて浮かんだのが富士アイティの名前です。なぜなら、富士アイティは富士電機グループのシステム開発会社であり、同グループが得意とする公共プラントでのさまざまな情報制御システム構築に豊富な実績を持っているので、今回の課題解決に適していると思ったのです」。この提案をセンターご担当者様が受け入れ、『保全情報システムPOJ』の導入が決定。導入にあたっては、センターから業務を委託され、実際にごみ処理に携わっている株式会社カンエイメンテナンス様の加藤様が窓口となり、現場の意見やニーズをとりまとめ、細かいところまで富士アイティ担当者に伝えた。

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株式会社カンエイメンテナンス 埼玉中部事業所 斑長の加藤様。現場のキーマンとなり、作業スタッフのとりまとめ役を担った。

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株式会社三築ツヅキシステム 技術サービス部の粟野様。一部でなく、センター全体の監視・制御を高度化することを提案した。

6,000点以上に及ぶ点検作業も課題

もう一つの問題は点検作業。1日に行う設備の点検項目が6,000点以上におよぶことだった。この量では、結果を紙に記すだけでも長時間を要する。ましてや、6,000点を一つ一つチェックしなければならないのだ。このプロセスをもっと簡単にできないか、というのがご担当者様のたっての希望だった。
そこで、センターの設備メンテナンスを担当している株式会社三築ツヅキシステム様に相談したところ、富士アイティを紹介された。三築ツヅキシステムの担当者である粟野様によると、「設備点検の簡素化だけでなく、システム全体のご提案を行いたいと考えていた矢先にご相談をいただきました。お悩みを聞いて浮かんだのが富士アイティの名前です。なぜなら、富士アイティは富士電機グループのシステム開発会社であり、同グループが得意とする公共プラントでのさまざまな情報制御システム構築に豊富な実績を持っているので、今回の課題解決に適していると思ったのです」。この提案をセンターご担当者様が受け入れ、『保全情報システムPOJ』の導入が決定。導入にあたっては、センターから業務を委託され、実際にごみ処理に携わっている株式会社カンエイメンテナンス様の加藤様が窓口となり、現場の意見やニーズをとりまとめ、細かいところまで富士アイティ担当者に伝えた。

ペーパレス化は故障の未然防止にも効果

そして実現したのは、写真でもおわかりになる通り、紙が一枚も見当たらない完全ペーパレスの現場だ。とりまとめ役の加藤様は、「見たいデータを簡単な操作ですぐに見ることができるようになった点が一番のメリット。故障の兆しも知ることができるため、トラブル防止にもなります。ゴミは毎日運ばれてくるので、故障だから設備を止めるというわけにはいかないんですよ」と導入後の感想を語る。もちろん、保管スペースも時間も大幅に削減できた。  もう一つの問題であった点検作業にはPDA(個人用の情報端末)を活用。PDAで各点検項目の属性に合わせて判定・数値入力・チェック・演算・文字入力などの方式を選択し、簡単に記録できるようにしたことで作業負荷を大幅に減らした。特筆すべきは、6,000点以上の点検項目に対し使用しているPDAの数がたったの6台であること。これだけで、手間も時間もかかっていた点検作業を短時間で効率よく行えるようになったのだ。

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PDAを活用し、各点検項目を簡単に記録できるようにしたことで作業負荷を大幅に減らした。

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中央操作室での点検入力

成功の鍵は現場の声を反映させたこと

センターご担当者様は、導入成功の秘訣を「一人ひとり異なる現場スタッフの意見のとりまとめ役を決めたこと。そして、現場の合意を得ながら進めたこと」と語る。確かに、PDAやパソコンの画面レイアウトを例にとっても、加藤様がアイデアを出し、さらにそれを現場スタッフにチェックしてもらうという入念さで、実際に作業を行うスタッフにとって本当に必要な機能のみが搭載された操作性に優れた画面となった。また、パソコン画面で帳票を見る場合は以前の紙の帳票と同じフォーマットで参照できるので、違和感はゼロ。パソコンに不慣れなスタッフも予定より早く扱えるようになったという。
センターでは現在、毎日訪れる小学生や一般団体などの見学者にPDAを公開し、ペーパレスで運用していることをアピール。センターのスローガン「ごみ減量 一人ひとりの 自覚から」を体現し、環境への負荷の少ない循環型社会の構築に貢献している。

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埼玉中部環境センターには、小学生や一般団体などの見学者が毎日訪れる。「ごみ減量 一人ひとりの 自覚から」のスローガンを体現し、環境への負荷の少ない循環型社会の構築に貢献している。

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訪れた小学生からの手紙が過去のものも保存されている。

(取材日:2008年12月8日)

センター概要

埼玉中部環境センター

会社概要

株式会社三築ツヅキシステム
  • 所在地〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目5番3号 都筑電産本社ビル5F
  • TEL 03-3502-2311
  • FAX 03-3502-2315
  • URL http://www.mitsuki-tsuzuki.co.jp/

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