NetpowerView FのUPS管理プログラムは、ある一定周期で状態値を記録するデータ・ログ・ファイルと、イベント発生時にそのイベント名を記録するイベント・ログ・ファイルの2種類のログ・ファイルを作成します。
ログ・ファイルに関する設定は、UPS管理プログラム構成画面で行ってください。
イベント・ログ・ファイルには、UPS管理プログラムがUPSを監視中に発生したイベントが記録されます。1回のイベントがログ・ファイルの1行に対応し、各項目は全てカンマで区切られたCSV形式となっています。記録される項目は、イベント発生日付、発生時刻、イベント名です。イベント名はイベント・リスト・ウィンドウに表示されるものと同一です。
イベント・ログ・ファイルの記録例
20/06/2002,09:24:28,UPS管理プログラム開始.
20/06/2002,09:25:08,UPSコマンド:バッテリテスト.
20/06/2002,09:25:17,UPS結果:バッテリテスト 正常.
UPS管理プログラムがサーバのローカルディスクに作成しているイベント・ログ・ファイルを、UPSモニタプログラムを実行している環境にコピーし、表示します。
イベント・ログ・ファイル読み込みでサーバからコピーしたログ・ファイルは、一時ファイル/tmp/eventlog.csvに保存されます。
UPSの状態値が一定周期で記録されるデータ・ログ・ファイルには、以下の項目が記録されます。1回の記録がログ・ファイルの1行に対応し、各項目は全てカンマで区切られたCSV形式となっています。このため、このログ・ファイルを「KSpread」や「MS-Excel」等のアプリケーションソフトで処理することにより、データの解析を行ったり、グラフを表示させたりすることが出来ます。
表 9 データログ表示内容一覧
|
項 目 名 |
単 位 |
1 |
ロギング日付 |
日/月/年(西暦) |
2 |
ロギング時刻 |
時:分:秒(24時間制) |
3 |
入力電圧 |
V |
4 |
入力周波数 |
Hz |
5 |
入力電力 |
KW |
6 |
出力電圧 |
V |
7 |
出力周波数 |
Hz |
8 |
負荷率 |
% |
9 |
バッテリ電圧 |
V |
10 |
バッテリ周温 |
℃ |
11 |
バッテリ容量 |
% |
データ・ログ・ファイルの記録例
20/06/2002,11:05:02,100.00,60.00,0.00,100.00,60.00,0.00,48.00,25.00,80.00
20/06/2002,11:10:09,100.00,60.00,0.00,100.00,60.00,0.00,48.00,25.00,80.00
20/06/2002,11:15:15,100.00,60.00,0.00,100.00,60.00,0.00,48.00,25.00,80.00
UPS管理プログラムがサーバのローカルディスクに作成しているデータ・ログ・ファイルを、UPSモニタプログラムを実行している環境にコピーし、表示します。
データ・ログ・ファイル読み込みでサーバからコピーしたログ・ファイルは、一時ファイル
/tmp/datalog.csvに保存されます。