スケジューラを使用することによって、UPSのスケジュール運転が可能となります。
スケジュール運転を行う際には以下の注意点があります。
設定したスケジュールは設定時刻になるとUPS管理プログラムが実行します。
図 32 スケジュール停止/再起動の流れ
UPS管理プログラムが動作しているサーバを手動でシャットダウンした場合、UPSの出力がON・OFFに関わらず、スケジュールは実行されず設定した起動時刻を経過してもサーバは起動しません。(スケジュール運転はUPSが開始するものではなく、UPS管理プログラムがスケジュール実行時刻になるとUPSに停止/起動時間を送信し、UPSが停止・再起動を行います)
図 33 手動でサーバをシャットダウン後のスケジュール動作
スケジュール設定後にUPS管理プログラムが動作しているサーバの時刻を変更すると、スケジュールが実行されない場合があります。UPS管理プログラムはスケジューラで設定された時刻に停止/起動の処理を開始するため、UPS管理プログラムが動作しているサーバの現在時刻を手動で変更した場合は再度スケジュールの設定をおこなって下さい。
同様にタイムサーバで時刻同期するように構成されたマシン上で、UPS管理プログラムを使用している場合において同期前と同期後の時間差が24時間以上である場合は再度スケジュールの設定をおこなって下さい。
[スケジュール再設定方法]
スケジュールの再設定はスケジュール画面を呼び出し、そのまま「設定」ボタンを押すことによって自動で最新のスケジュールに更新されます。
@スケジュールメニューとアイコン
メニューバーの「スケジュール」を押し、「スケジュール設定」を選択します
図 34 スケジュール設定メニュー
またはアイコンからスケジュール設定のアイコンを選択します。
図 35 スケジュール設定のアイコン
Aパスワードの入力
スケジュールメニューから「スケジュール設定」を選択すると、パスワード入力画面が表示されます。
図 36 パスワードウィンドウ
Bスケジュール設定画面の表示
パスワードを入力し、「了解」ボタンを押下すると、スケジュール設定画面が表示されます。
図 37 スケジューラ画面
注1)スケジュールによるシャットダウンを開始する前にUPS管理プログラムを動作させるサーバとUPSモニタプログラムを動作させているサーバのタイムゾーンの設定を確認してください。タイムゾーンの設定は下記の場所に合わせる必要があります。
タイムゾーン: アジア/東京
Turbolinux 8 Serverでは下記コマンドを実行することによって現在のタイムゾーンの設定を確認できます。
timecfg
図 38 指定日のスケジュール
「停止指定日」タブをクリックすると、指定日のシャットダウンスケジュール設定画面が「新規登録モード」で表示されます。「新規登録モード」では新たに指定日のシャットダウンとリストアを設定します。
指定日のスケジュールデータは30件まで設定可能です。
既存のスケジュールを変更する場合にはデータリストに登録されているデータを選択して「削除/変更モード」に移行して変更を行います。
@「停止年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、停止年を選択します。
A「停止月」プルダウン
月リストより、停止月を選択します。
B「停止日」プルダウン
日リストより、停止日を選択します。
C「停止時」プルダウン
時リストより、停止時を選択します。
D「停止分」プロダウン
分リストより、停止分を選択します。
E「起動年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、起動年を選択します。
F「起動月」プルダウン
月リストより、起動月を選択します。
G「起動日」プルダウン
日リストより、起動日を選択します。
H「起動時」プルダウン
時リストより、起動時を選択します。
I「起動分」プルダウン
分リストより、起動分を選択します。
J「登録」ボタン
日付とシャットダウン時刻、停止時間の入力後、このボタンを押下することによって設定したデータが、下のデータリストに表示されます。
このボタンは「削除/変更モード」では使用できません。
Kデータリスト
現在設定されている指定日のスケジュールが表示されます。
設定済みのデータを選択(反転表示状態)すると、「削除/変更モード」に移行します。
「削除/変更モード」から「新規登録モード」に戻るには、選択されているデータを再度選択(非選択状態に)します。
「削除/変更モード」では選択したデータを変更することができます。
変更は@〜Iの停止時刻または起動時刻を変更し、Lの「変更」ボタンでデータの変更を行います。
「変更」ボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
削除はMの「削除」ボタンから削除を行います。
L「変更」ボタン
「削除/変更モード」で@〜Iの停止時刻または起動時刻を変更したのちに、このボタンでデータの変更を行います。このボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
M「削除」ボタン
「削除/変更モード」でこのボタンを押下すると、選択されたデータを削除することができます。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
N「設定」ボタン
このボタンを押下すると、データリストのデータが接続しているUPS管理プログラムに対して送信されます。
P「閉じる」ボタン
このボタンを押下すると、スケジュールデータに変更がある場合はスケジューラ終了確認のポップアップウィンドウが表示されます。「了解」ボタンを選択するとスケジューラは終了し、スケジュールデータは更新されません。「取消」ボタンを選択するとスケジューラ画面に戻ります。
図 39 停止期間を表示した場合の表示
@「停止期間を表示する」チェックボックス
このチェックボックスをクリックすると、UPSの停止/起動の表示が反転します。
初期状態ではOFFとなっていて、UPSの起動時がバーチャートで表示されています。
このチェックボックスをONとすれば、UPSの停止時が色分けされて表示されます。
シャットダウンの種類 |
表示色 |
指定日のシャットダウン |
黄色 |
毎日のシャットダウン |
水色 |
毎週のシャットダウン |
緑色 |
A「表示開始年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バーチャートの表示開始日の年を選択します。
B「表示開始月」プルダウン
月リストより、バーチャートの表示開始日の月を選択します。
C「表示開始日」プルダウン
日リストより、バーチャートの表示開始日の日を選択します。
D「表示」ボタン
設定された表示開始日を先頭とするバーチャートが表示されます。
図 40 毎日のスケジュール
「停止毎日」タブをクリックすると、毎日のシャットダウンスケジュール設定画面が「新規登録モード」で表示されます
「新規登録モード」では毎日のシャットダウンとリストアを新たに設定します。
毎日のスケジュールデータは8件まで設定可能です。
既存のスケジュールを変更する場合にはデータリストに登録されているデータを選択して「削除/変更モード」に移行して変更を行います。
@「停止時」プルダウン
時リストより毎日の停止時を選択します。
A「停止分」プルダウン
分リストより毎日の停止分を選択します。
B「起動時」プルダウン
時リストより毎日の起動時を選択します。
C「起動分」プルダウン
分リストより毎日の起動分を選択します。
D「登録」ボタン
停止時刻、起動時刻の入力後、このボタンを押下することによって設定したデータが、下のデータリストに表示されます。
このボタンは「削除/変更モード」では使用できません。
Eデータリスト。
現在設定されている毎日のスケジュールが表示されます。
設定済みのデータを選択(反転表示状態)すると、「削除/変更モード」に移行します。
「削除/変更モード」から「新規登録モード」に戻るには、選択されているデータを再度選択(非選択状態に)します。
「削除/変更モード」では選択したデータを変更することができます。
変更は@〜Cの停止時刻または起動時刻を変更し、Fの「変更」ボタンでデータの変更を行います。
「変更」ボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
削除はGの「削除」ボタンから削除を行います。
F「変更」ボタン
「削除/変更モード」で@〜Cの停止時刻または起動時刻を変更したのちに、このボタンでデータの変更を行います。このボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
G「削除」ボタン「削除/変更モード」でこのボタンを押下すると、選択されたデータを削除することができます。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
H「設定」ボタン
このボタンを押下すると、データリストのデータが接続しているUPS管理プログラムに対して送信されます。
I「閉じる」ボタン
このボタンを押下すると。スケジュールデータに変更がある場合はスケジューラ終了確認のポップアップウィンドウが表示されます。「了解」ボタンを選択するとスケジューラは終了し、スケジュールデータは更新されません。「取消」ボタンを選択するとスケジューラ画面に戻ります。
図 41 停止期間を表示した場合の表示
@「停止期間を表示する」チェックボックス
このチェックボックスをクリックすると、UPSの停止/起動の表示が反転します。
初期状態ではOFFとなっていて、UPSの起動時がバーチャートで表示されています。
このチェックボックスをONとすれば、UPSの停止時が色分けされて表示されます。
シャットダウンの種類 |
表示色 |
指定日のシャットダウン |
黄色 |
毎日のシャットダウン |
水色 |
毎週のシャットダウン |
緑色 |
A「表示開始年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バーチャートの表示開始日の年を選択します。
B「表示開始月」プルダウン
月リストより、バーチャートの表示開始日の月を選択します。
C「表示開始日」プルダウン
日リストより、バーチャートの表示開始日の日を選択します。
D「表示」ボタン
設定された表示開始日を先頭とするバーチャートが表示されます。
図 42 毎週のスケジュール
「停止毎週」タブをクリックすると、毎週のシャットダウンスケジュール設定画面が「新規登録モード」で表示されます
「新規登録モード」では毎週のシャットダウンとリストアを新たに設定します。
毎週のスケジュールデータは8件まで設定可能です。
既存のスケジュールを変更する場合にはデータリストに登録されているデータを選択して「削除/変更モード」に移行して変更を行います
@「停止曜日」プルダウン
停止を行う曜日を選択します。
A「停止時」プルダウン
停止時を選択します。
B「停止分」プルダウン
停止分を選択します。
C「起動曜日」プルダウン
起動を行う曜日を選択します。
D「起動時」プルダウン
起動時を選択します。
E「起動分」プルダウン
起動分を選択します。
F「登録」ボタン
停止時刻、起動時刻の入力後、このボタンを押下することによって設定したデータが、下のデータリストに表示されます。
このボタンは「削除/変更モード」では使用できません。
Gデータリスト。
現在設定されている毎週のスケジュールが表示されます。
設定済みのデータを選択(反転表示状態)すると、「削除/変更モード」に移行します。
「削除/変更モード」から「新規登録モード」に戻るには、選択されているデータを再度選択(非選択状態に)します。
「削除/変更モード」では選択したデータを変更することができます。
変更は@〜Eの停止時刻または起動時刻を変更し、Hの「変更」ボタンでデータの変更を行います。
「変更」ボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
削除はIの「削除」ボタンから削除を行います。
H「変更」ボタン
「削除/変更モード」で@〜Eの停止時刻または起動時刻を変更したのちに、このボタンでデータの変更を行います。このボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
I「削除」ボタン
「削除/変更モード」でこのボタンを押下すると、選択されたデータを削除することができます。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
J「設定」ボタン
このボタンを押下すると、データリストのデータが接続しているUPS管理プログラムに対して送信されます。
K「閉じる」ボタン
このボタンを押下すると。スケジュールデータに変更がある場合はスケジューラ終了確認のポップアップウィンドウが表示されます。「了解」ボタンを選択するとスケジューラは終了し、スケジュールデータは更新されません。「取消」ボタンを選択するとスケジューラ画面に戻ります。
図 43 停止期間を表示した場合の表示
@「停止期間を表示する」チェックボックス
このチェックボックスをクリックすると、UPSの停止/起動の表示が反転します。
初期状態ではOFFとなっていて、UPSの起動時がバーチャートで表示されています。
このチェックボックスをONとすれば、UPSの停止時が色分けされて表示されます。
シャットダウンの種類 |
表示色 |
指定日のシャットダウン |
黄色 |
毎日のシャットダウン |
水色 |
毎週のシャットダウン |
緑色 |
A「表示開始年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バーチャートの表示開始日の年を選択します。
B「表示開始月」プルダウン
月リストより、バーチャートの表示開始日の月を選択します。
C「表示開始日」プルダウン
日リストより、バーチャートの表示開始日の日を選択します。
D「表示」ボタン
設定された表示開始日を先頭とするバーチャートが表示されます。
図 44 指定日のスケジュール
「テスト指定日」タブをクリックすると、指定日のバッテリテストジュール設定画面が「新規登録モード」で表示されます。「新規登録モード」では新たに指定日のバッテリテストスケジュールを設定します。
指定日のスケジュールデータは30件まで設定可能です。
既存のスケジュールを変更する場合にはデータリストに登録されているデータを選択して「削除/変更モード」に移行して変更を行います。
@「実行年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バッテリテスト実行年を選択します。
A「実行月」プルダウン
月リストより、バッテリテスト実行月を選択します。
B「実行日」プルダウン
日リストより、バッテリテスト実行日を選択します。
C「実行時」プルダウン
時リストより、バッテリテスト実行時を選択します。
D「実行分」プルダウン
分リストより、バッテリテスト実行分を設定します。
E「登録」ボタン
各データ設定の後、このボタンを押下することによって設定したバッテリスケジュールのデータが、下のデータリストに表示されます。
Fデータリスト
現在設定されている指定日のバッテリテストスケジュールが表示されます。
設定済みのデータを選択(反転表示状態)すると、「削除/変更モード」に移行します。
「削除/変更モード」から「新規登録モード」に戻るには、選択されているデータを再度選択(非選択状態に)します。
「削除/変更モード」では選択したデータを変更することができます。
変更は@〜Dの実行日またはテスト時刻を変更し、Gの「変更」ボタンでデータの変更を行います。
「変更」ボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
削除はHの「削除」ボタンから削除を行います。
G「変更」ボタン
「削除/変更モード」で@〜Dの実行日またテスト時刻を変更したのちに、このボタンでデータの変更を行います。このボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
H「削除」ボタン
「削除/変更モード」でこのボタンを押下すると、選択されたデータを削除することができます。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
I「設定」ボタン
このボタンを押下すると、データリストのデータが接続しているUPS管理プログラムに対して送信されます。
J「閉じる」ボタン
このボタンを押下すると。スケジュールデータに変更がある場合はスケジューラ終了確認のポップアップウィンドウが表示されます。「了解」ボタンを選択するとスケジューラは終了し、スケジュールデータは更新されません。「取消」ボタンを選択するとスケジューラ画面に戻ります。
図 45 停止期間を表示した場合の表示
@「停止期間を表示する」チェックボックス
このチェックボックスをクリックすると、UPSの停止/起動の表示が反転します。
初期状態ではOFFとなっていて、UPSの起動時がバーチャートで表示されています。
このチェックボックスをONとすれば、UPSの停止時が色分けされて表示されます。
シャットダウンの種類 |
表示色 |
指定日のシャットダウン |
黄色 |
毎日のシャットダウン |
水色 |
毎週のシャットダウン |
緑色 |
A「表示開始年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バーチャートの表示開始日の年を選択します。
B「表示開始月」プルダウン
月リストより、バーチャートの表示開始日の月を選択します。
C「表示開始日」プルダウン
日リストより、バーチャートの表示開始日の日を選択します。
D「表示」ボタン
図 46 毎日のバッテリーテスト
「テスト毎日」タブをクリックすると、毎日のバッテリテストジュール設定画面が「新規登録モード」で表示されます。「新規登録モード」では新たに毎日のバッテリテストスケジュールを設定します。
毎日のスケジュールデータは8件まで設定可能です。
既存のスケジュールを変更する場合にはデータリストに登録されているデータを選択して「削除/変更モード」に移行して変更を行います
@「実行時」プルダウン
時リストより、バッテリテスト実行時を選択します。
A「実行分」プルダウン
分リストより、バッテリテスト実行分を選択します。
B「登録」ボタン
各データ設定の後、このボタンを押下することによって設定したバッテリスケジュールのデータが、下のデータリストに表示されます。
Cデータリスト
現在設定されている毎日のバッテリテストスケジュールが表示されます。
設定済みのデータを選択(反転表示状態)すると、「削除/変更モード」に移行します。
「削除/変更モード」から「新規登録モード」に戻るには、選択されているデータを再度選択(非選択状態に)します。
「削除/変更モード」では選択したデータを変更することができます。
変更は@〜Aのテスト時刻を変更し、Dの「変更」ボタンでデータの変更を行います。
「変更」ボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
削除はEの「削除」ボタンから削除を行います。
D「変更」ボタン
「削除/変更モード」で@〜Aのテスト時刻を変更したのちに、このボタンでデータの変更を行います。このボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
E「削除」ボタン
「削除/変更モード」でこのボタンを押下すると、選択されたデータを削除することができます。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
F「設定」ボタン
このボタンを押下すると、データリストのデータが接続しているUPS管理プログラムに対して送信されます。
G「閉じる」ボタン
このボタンを押下すると。スケジュールデータに変更がある場合はスケジューラ終了確認のポップアップウィンドウが表示されます。「了解」ボタンを選択するとスケジューラは終了し、スケジュールデータは更新されません。「取消」ボタンを選択するとスケジューラ画面に戻ります。
図 47 停止期間を表示した場合の表示
@「停止期間を表示する」チェックボックス
このチェックボックスをクリックすると、UPSの停止/起動の表示が反転します。
初期状態ではOFFとなっていて、UPSの起動時がバーチャートで表示されています。
このチェックボックスをONとすれば、UPSの停止時が色分けされて表示されます。
シャットダウンの種類 |
表示色 |
指定日のシャットダウン |
黄色 |
毎日のシャットダウン |
水色 |
毎週のシャットダウン |
緑色 |
A「表示開始年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バーチャートの表示開始日の年を選択します。
B「表示開始月」プルダウン
月リストより、バーチャートの表示開始日の月を選択します。
C「表示開始日」プルダウン
日リストより、バーチャートの表示開始日の日を選択します。
D「表示」ボタン
図 48 毎週のバッテリーテスト
「テスト毎週」タブをクリックすると、毎週のバッテリテストジュール設定画面が「新規登録モード」で表示されます。「新規登録モード」では新たに毎週のバッテリテストスケジュールを設定します。
毎週のスケジュールデータは8件まで設定可能です。
既存のスケジュールを変更する場合にはデータリストに登録されているデータを選択して「削除/変更モード」に移行して変更を行います。
@「実行曜日」プルダウン
バッテリテストを行う曜日を選択します。
A「実行時」プルダウン
バッテリテスト実行時を選択します。
B「実行分」プルダウン
バッテリテスト実行分を選択します
C「登録」ボタン
各データ設定の後、このボタンを押下することによって設定したバッテリスケジュールのデータが、下のデータリストに表示されます。
Dデータリスト
現在設定されている毎週のバッテリテストスケジュールが表示されます。
設定済みのデータを選択(反転表示状態)すると、「削除/変更モード」に移行します。
「削除/変更モード」から「新規登録モード」に戻るには、選択されているデータを再度選択(非選択状態に)します。
「削除/変更モード」では選択したデータを変更することができます。
変更は@〜Bの実行曜日またはテスト時刻を変更し、Eの「変更」ボタンでデータの変更を行います。
「変更」ボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
削除はFの「削除」ボタンから削除を行います。
E「変更」ボタン
「削除/変更モード」で@〜Dの実行日またテスト時刻を変更したのちに、このボタンでデータの変更を行います。このボタンを押すと「新規登録モード」に戻ります。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
F「削除」ボタン
「削除/変更モード」でこのボタンを押下すると、選択されたデータを削除することができます。
このボタンは「新規登録モード」では使用できません。
G「設定」ボタン
このボタンを押下すると、データリストのデータが接続しているUPS管理プログラムに対して送信されます。
J「閉じる」ボタン
このボタンを押下すると。スケジュールデータに変更がある場合はスケジューラ終了確認のポップアップウィンドウが表示されます。「了解」ボタンを選択するとスケジューラは終了し、スケジュールデータは更新されません。「取消」ボタンを選択するとスケジューラ画面に戻ります。
図 49 停止期間を表示した場合の表示
@「停止期間を表示する」チェックボックス
このチェックボックスをクリックすると、UPSの停止/起動の表示が反転します。
初期状態ではOFFとなっていて、UPSの起動時がバーチャートで表示されています。
このチェックボックスをONとすれば、UPSの停止時が色分けされて表示されます。
シャットダウンの種類 |
表示色 |
指定日のシャットダウン |
黄色 |
毎日のシャットダウン |
水色 |
毎週のシャットダウン |
緑色 |
A「表示開始年」プルダウン
当年を始めとして、5年分の年リストより、バーチャートの表示開始日の年を選択します。
B「表示開始月」プルダウン
月リストより、バーチャートの表示開始日の月を選択します。
C「表示開始日」プルダウン
日リストより、バーチャートの表示開始日の日を選択します。
D「表示」ボタン
スケジュールによる停止時刻より前に停電が発生し、停止期間中に停電から復旧した場合の動作
UPSは停電復旧にて出力を再開し、これに従いUPS管理プログラムが起動し以下のメッセージをコンソール画面に表示します。
Broadcast message from root Fri Oct 4 17:50:58 2002….
システムをシャットダウンします
キャンセルするにはスケジュールを削除してださい!
日本語が表示できるコンソール画面以外では文字化けの文字が表示されます。
ログイン画面ではメッセージを表示しませんがUPS管理プログラム起動から10分経過すると未実行スケジュールの停止/起動を行います。
スケジュールを削除しない場合、または無操作でUPS管理プログラム起動から10分経過すると未実行のスケジュール停止/起動を行います。
例
スケジュール(毎日)設定 :停止時刻 17:00 ‐ 起動時刻 8:00
16:00から20:00まで停電によるUPS出力停止。20:00に停電復旧
この場合
21:00にスケジュールOFF
スケジュール起動時刻の8:00にUPS再起動
図 50 スケジュールによる停止まえに停電発生時の動作
スケジュール停止中に停電が発生し、起動時刻経過後に停電から復旧した場合
UPSは停電復旧と同時に出力を再開します。
例
スケジュール(毎日)設定 :停止時刻 17:00 ‐ 起動時刻 8:00
06:00から09:00まで停電
この場合
停電復旧と同時に起動
図 51 スケジュール起動時刻に停電中の動作
スケジュール停止期間中に停電が発生し停電が復旧した場合。
停電・復電に関係なくスケジュールどおりに停止/起動を行います。
例
スケジュール(毎日)設定 :停止時刻 17:00 ‐ 起動時刻 8:00
18:00から07:00まで停電
この場合
スケジュール通りに停止/起動を行う。
図 52 スケジュール停止期間中に停電発生時の動作