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ダイスヒータ(トランジスタインバータ式)

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押出用ダイスを加熱する専用加熱機です。加熱時間が短くコンパクトなため、ダイス予熱ゾーンが極めて省スペースとなります。また、突発的ダイス替えに対しすぐに対応できる設備です。保温機能付きダイス、リング一体加熱方式を採用しています。

ダイスヒータ(トランジスタインバータ式

特長

加熱時間が短い

誘導加熱で、ダイスを直接加熱するため急速加熱が可能です。たとえば厚さ150㎜のダイスはわずか20分で加熱できます。

ダイスの中心を直接加熱

円形うず巻状コイルで、一番加熱したいダイスの中心を直接加熱します。したがって、温度むらが少なく加熱時間も短くなります。

自動化が容易

ダイス自動搬送装置、生産管理システムと組合わせた自動化が容易です。上位コンピューターとの接続も可能(オプション)。

ダイスの割れがない

ダイス自身の温度を測定し、この温度が所定の加熱パターンに従って、上昇するように温度制御(PID制御)をしています。このため、ダイスが過熱して割れるといったことがありません。また、ダイス過昇温防止回路も標準装備しています。

操作がとても簡単

ダイスをダイスヒータにセットした後コイルを閉じ、加熱電源のスイッチを操作するだけで、後は自動的に所定の加熱パターンに従って加熱されます。

作業環境が良い

電気加熱であるため作業環境が非常にクリーンです。燃焼ガスが発生したり、オペレータが熱風にさらされたりすることがありません。

コンパクトな設備

従来のダイスヒータに比べ、約半分(当社比)のスペースで設置できます。

保温機能付き

ダイスが所定温度まで加熱されると自動的に「保温」運転に切り替わります。このため、ダイスが過熱したり、他の保温炉あるいは均熱炉に移し替えるといった必要がありません。

ダイスとリングを一体のまま加熱

ダイスとリングを一体のまま加熱できます。したがって、ダイスとリングを分離する機構が不要なためメンテナンスに手間が掛かりません。

トランジスタ式インバータを採用

トランジスタ式インバータを採用し、電力一定制御をしているので電圧変動によりコイル入力の変動がありません。

主要目

■リング外径〔mm〕
φ415以下 φ415~φ650 φ650以上
コイル入力 60Kw 150Kw 300Kw
コイル周波数 約2Khz
高周波電源 トランジスタインバータ式
加熱温度 400~450℃
加熱時間(注1) 20分 40分 60分
ダイスリング測温装置 熱電対(4個) 熱電対(4個) 熱電対(6個)
温度制御 プログラム式PID制御
ユーティリティ 電源 3φ, AC200/220V, 50/60HZ(非設置)
70KVA 175KVA 350KVA
冷却水 20~35℃, 4kg/cm(結露または凍結しないこと)
6.3m/h 9.5m/h 12m/h
圧縮空気 4~5kg/cm, 35Nl/s以上

(注1)加熱時間はダイスの形状・寸法および加熱温度により変動します。

構成

新形ダイスヒータは一対の円形うず巻状コイルをダイス/リングの両面に対向させて配列しトランジスタ式インバータから高周波電力を供給してダイス/リングの両面を直接誘導加熱します。そのため、従来のようにダイスとリングを分離することなく、一体形に組込んだ状態のままで加熱し、そのまま均温、保温ができます。(特許出願中)。このため、加熱後ダイス/リングを保温炉へ移動させ、均温保温するといった必要がありません。
電源装置はオートブレーカー、トランジスタ式インバータ、直列コンデンサ、ディジタル式温度調節計、プログラマブルコントローラ等により構成されています。

電気回路

注)高圧受電機器設備(オプション)により高圧受電もできます。

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