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脱亜鉛誘導溶解システム

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亜鉛めっき鋼板スクラップのリサイクルに適した誘導炉です。亜鉛めっきされたスクラップを前処理なしに、かつ耐火物寿命に影響を与えずに安定して溶解できます。鋳物製造コストを低減させる要となります。

特長

亜鉛めっき綱板くずを多量に溶解可能

亜鉛めっき綱板くずを前処理することなく、そのまま溶解が可能です。また、一般的な地金配合割合である60%程度の使用が可能です。

省エネルギーシステム

前処理などによる余分なエネルギーを必要とせず、かつ従来の高周波誘導炉の特長をそのまま維持した省エネルギーシステムです。

高い脱亜鉛効果

偏平るつぼにより従来の誘導炉に比べて大気と接触する湯面が広く、亜鉛の蒸発量が多い形状としてます。またガスバブリング、炉内減圧により溶湯中の亜鉛を従来炉の約45倍以上の速度で急速に除去しますので、耐火物への亜鉛進入が抑制できます。

作業性の向上

間口が広いので、大形の溶解材料がそのまま投入できます。また、棚吊り現象が起こりにくいので安全であり、ノロ取り作業を容易に行うことができます。

脱鉛効果

鉛が混入した材料でも、溶湯中で約30ppmまで除去が可能なことにより、溶湯性状を良好なものとすることができ、鋳物品質の向上が図れます。

クリーンな作業環境

溶解中に発生する酸化亜鉛を積極的に捕捉するので作業環境を改善し、一方では高純度の酸化亜鉛を回収することができます。

脱亜鉛誘導溶解システムとは

鋳鉄原材料として亜鉛めっき綱板くずの使用比率が高まりつつある中で、従来の誘導炉で溶解を行うと亜鉛による耐火物の寿命短縮、鋳物品質への悪影響、酸化亜鉛蒸気による作業環境の悪化などの問題がありました。このため、従来では真空下で加熱を行い溶解前に予め亜鉛を除去するなどの対策がとられていましたが、余分なエネルギーを必要とすることから有効な対策とはいえませんでした。脱亜鉛誘導溶解システムは、これらの問題を解決するために特殊なるつぼ構造とした誘導炉に減圧、ガスバブリングの機能を組み込んで亜鉛めっき綱板くずを前処理することなくそのまま溶解を可能をした画期的な装置です。(特許出願中)

脱亜鉛誘導溶解システムでの溶解例

溶湯中亜鉛含有量の変化
脱亜鉛溶解を行うと、溶湯中の亜鉛含有量を10分以内で0.02mass%以下まで急激に減少させることができます。(Sタイプでの測定例)
脱亜鉛誘導溶解システムは、中小企業事業団の委託研究により開発したものです。
脱亜鉛処理前
脱亜鉛処理後

脱亜鉛誘導溶解システムの構成

構造

■偏平形るつぼ 溶湯中n亜鉛が耐火物に浸透することを抑制するには、
(1)溶湯の静圧を小さくする。
(2)亜鉛の蒸発面積を広くする
ことが重要です。これらの要素を満足するために、るつぼ高さ/るつぼ径(L/D)を従来よりも小さい偏平るつぼとしても従来の高周波誘導炉が持つ省エネ性はそのまま維持しています。
■ガスバブリング装置 炉底からバブリングガスを吹き込むことで、溶湯攪拌を大きくすると共に、バブリングによる精錬効果により溶湯中の亜鉛を除去します。ガスバブリング装置は、ポーラスプラグ、ポーラススリーブ、押さえれんがで構成しており、いずれもプレキャスト品を採用していますので、容易に交換できます。また、ポーラスプラグは本システム用に特別に開発したものを採用していますので、長時間の使用が可能です。(特許出願中)
■減圧集じん装置 炉内を減圧して、溶湯中の亜鉛を急激に減少させます。減圧集じん装置は、炉内を減圧状態にすると共に、高純度酸化亜鉛ダストを捕捉します。また、減容装置にてダスト容積を約50%に減容パックして回収するので、クリーンな環境を維持したまま、回収ダストを周囲に再飛散させることなく容易に運搬できます。

炉体断面図

減圧集じん装置外観

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