富士電機株式会社

周波数設定の選択はどのように設定するのですか?

ご質問

周波数設定の選択はどのように設定するのですか?

回答

周波数設定の選択はF01(周波数設定1)で設定します。ご希望の設定方法を選択してください。
※工場出荷設定値はF01=0(タッチパネルキー操作)となっております。

またこれ以外にも、予め設定された複数の周波数を外部信号で選択する多段周波数選択や通信からの周波数設定を行うことも可能です。

F01データ 設定手段
  • 0
タッチパネルによる周波数設定
  • 1
端子【12】に入力する電圧値(DC 0~±10 V,最高出力周波数/DC±10 V)による設定
  • 2
端子【C1】(C1 機能)に入力する電流値(DC4~20mA又はDC0~20mA,最高出力周波数/DC20mA)による設定
  • (プリント基板のスライドスイッチSW4を[AI]側(工場出荷状態),SW3を[C1]側(工場出荷状態)に設定します)
  • (E59=0 にてC1機能(工場出荷値状態)を選択する必要があります)
  • (H26=0にてPTC入力機能を無効にする必要があります)
  • 3
端子【12】に入力する電圧値(DC0~±10V,最高出力周波数/DC±10V)と
端子【C1】(C1機能)に入力する電流値(DC4~20mA又はDC0~20 mA,最高出力周波数/DC20mA)の加算結果による設定
(加算結果が最高出力周波数以上になった場合は,最高出力周波数で制限されます)
  • 5
端子【C1】(V2機能)に入力する電圧値(DC0~+10V,最高出力周波数/DC+10V)による設定
(プリント基板のスライドスイッチSW4を[AI]側(工場出荷状態),SW3を[V2]側に設定します)
(E59=1にてV2機能を選択する必要があります)
(H26=0にてPTC入力機能を無効にする必要があります)
  • 7
デジタル入力端子に割り付けたUP指令『UP』およびDOWN 指令『DOWN』による設定
デジタル入力端子【X1】~【X5】にUP指令(データ=17),DOWN指令(データ=18)を割り付ける必要があります。(E01~E05)
  • 8
タッチパネルによる周波数設定(バランスレスバンプレス機能あり)
  • 10
パターン運転で設定(C21~C28)
  • 11
デジタル入力インタフェースカード「OPC-DIO」(オプション)による周波数設定
(詳細はデジタル入力インタフェースカードの取扱説明書を参照してください)
  • 12
デジタル入力端子【X5】に割り付けたパルス列入力『PIN』(データ=48)による設定
注意:X5端子をパルス列入力で使用する場合は,他の配線からノイズの影響を受ける場合があります。
         X5端子への配線は他の配線から出来る限り離してください。

設定方法

操作キー タッチパネル表示 備考
電源投入 0.00 左記と異なる表示がされる場合もございますが,問題ございません。
PRG/RESET1回押す 1F__ Fコード(基本機能)
もし、0fncと表示された場合は、上キーを押してください。 そうすると1F__が表示されます。
FUNC/DATA1回押す F00 データ保護設定モード
上1回押す F01 周波数設定モード
FUNC/DATA1回押す 現在の設定値が表示されます。 工場出荷値:0
上または下 ご希望の設定値に変更してください。 0: タッチパネルキー操作(上/下キー)
1: アナログ電圧入力(端子【12】)(DC0~±10V)
2: アナログ電流入力(端子【C1】)(DC4~20mA)
3: アナログ電圧入力(端子【12】)
+アナログ電流入力(端子【C1】)
5: アナログ電圧入力(端子【C1】)(DC0~10V)
7:UP/DOWN 制御
8:タッチパネルキー操作(上/下キー)
(バランスレスバンプレス有り)
10:パターン運転
11:デジタル入力インタフェースカード(オプション)
12:パルス列入力
※ 運転中の変更は出来ません。
FUNC/DATA1回押す saveF02
saveの後にF02が表示されます。
設定値がインバータに保存されました。

注意事項

周波数の設定には、本設定よりも優先度の高い設定手段(通信からの指令や多段周波数選択など)があります。詳細はFRENIC-Ace ユーザーズマニュアル第8章「制御ブロック図」を参照してください。

ワンポイントアドバイス

  • 端子【12】に入力する電圧値,端子【C1】に入力する電流値,電圧値(V2機能)による設定は,ゲイン・バイアス設定により任意の範囲に設定可能です。
    詳細はF18(バイアス (周波数設定1用)) を参照してください。
  • 端子【12】に入力する電圧値,端子【C1】に入力する電流値は,フィルタを入れることが可能です。 詳細はC33(アナログ入力調整-端子【12】(フィルタ))、 C38(アナログ入力調整-端子【C1】(フィルタ))を参照してください。
  • 周波数設定1(F01)と周波数設定2(C30)の切換えは,『Hz2/Hz1』端子機能を用いて行います。『Hz2/Hz1』端子機能については,E01E05 ,E98 ,E99「端子【X1】~【X5】,【FWD】,【REV】の機能選択」を参照してください。

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