富士電機株式会社

インバータの出力周波数などを出力する方法はありますか?

ご質問

インバータの出力周波数などを出力する方法はありますか?

回答

端子【FM】の『FMV』『FMI』『FMP』のいずれかの機能をご使用し,出力してください。

■ 端子『FMV』と『FMI』について

『FMV』は,アナログ直流電圧DC0~10Vのモニタ信号を出力します。
接続可能インピーダンス:最小5kΩ
アナログ電圧計(DC0-10V,入力インピーダス10kΩ)を2個まで接続できます。

『FMI』は,アナログ直流電流DC4~20mA/DC0~20mA のモニタ信号を出力します。
接続可能インピーダス:最大500Ω

なお,ゲイン調整範囲は『FMV』及び『FMI』ともに0~300%です。

■ 端子【FMP】について

端子【FMP】は,パルス信号を出力します。
接続可能インピーダンス:最小5kΩ
アナログ電圧計(DC0-10V,入力インピーダンス10kΩ)を2個まで接続できます。
パルスデューティ:約50%
パルスレート:25~32000p/s(フルスケール時)

■ 信号の内容について

上記いずれの端子機能も信号の内容は同様で,F31(端子【FM】(機能選択))から設定します。
設定可能な信号内容は以下の通りです。

0:出力周波数1(滑り補償前)
1:出力周波数2(滑り補償後)
2:出力電流
3:出力電圧
4:出力トルク
5:負荷率
6:消費電力
7:PID フィードバック値
8:速度検出値/速度推定値
9:直流中間回路電圧
10:ユニバーサルAO
13:モータ出力
14:アナログ出力テスト(+)
15:PID 指令(SV)
16:PID 出力(MV)
17:同期角度偏差(同期運転)
18:インバータ冷却フィン温度
21:PG フィードバック値
111120:カスタマイズロジック出力信号1~10

注意事項

なし。

ワンポイントアドバイス

端子『FMV』『FMI』『FMP』の切り替えは,プリント基板上のSW5及びF29(端子【FMA】(動作選択))の切り替えが必要です。 以下の表・図に従い,お使いになる出力方式に合わせ切り替えをお願いします。

SW5 F29データ
電圧出力(DC0〜10V) FMV 0
電流出力(DC4〜20mA) FMI 1
電流出力(DC0〜20mA) FMI 2
パルス出力 FMP 3

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