富士電機株式会社

電子サーマルの設定はどうしたらいいですか?(モータ保護用)

ご質問

電子サーマルの設定はどうしたらいいですか?(モータ保護用)

回答

モータの過負荷による過熱保護を目的に使用します。工場出荷時は富士の標準モータの電流値が設定されてますが、モータが異なる場合に設定を変更下さい。
モータが過負荷になりますとOL1アラームで保護動作します。

■特性選択(F10

0(工場出荷値):冷却ファンがモータ軸に付いているタイプ
モータ冷却特性に合わせて回転数が下がると許容電流を低減させます。
1:他励ファンにより冷却するタイプ
低速での許容電流の低減は行いません。

■ 動作レベル(F11

電子サーマルの動作レベルを電流値[A]単位で設定します。
通常はモータ定格電流の1.0~1.1 倍程度に設定します。
電子サーマルを不動作とする場合は(F11=000:不動作)に設定してください。


詳細な内容についてはFRENIC-Mini(C2) のユーザーズマニュアルをご確認ください。

注意事項

インバータ二次側に複数台のモータが接続されている場合は,「モータ保護用」の電子サーマルによるモータ保護を正しく行うことができません。この場合は,モータごとにサーマルを挿入してください。

ワンポイントアドバイス

なし。

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