富士電機株式会社

サービスソリューション生産設備・ユーティリティ設備の予防保全


放射線透過式 配管厚さ測定装置

3ビーム演算方式による配管絶対値厚さの測定を実現しました

測定原理

放射線(γ線)の減衰率を用いるため、保温材、外装板の材質、厚さ、密度を予め設定することで、配管肉厚が算出できます。

特長
導入効果
  • プラント運転中に測定可能
    長納期配管について定期検査前に減肉の調査をして、配管を事前手配することもできます。
  • 減肉測定費用の大幅削減
    保温材の上から減肉測定が可能で、保温材の取り外し、取り付けの膨大な費用が削減できます。
適用例
  • 配管絶対値厚さ測定による減肉測定
  • 配管断面のプロファイル測定
  • 配管肉厚の経年変化調査
適用分野

発電プラント・自家発電設備、石油化学・鉄鋼等の設備保守部門、保守会社

プロファイル測定例
余寿命算出例
<製品仕様>
項 目 仕 様 備 考
対象配管 材質 炭素鋼、ステンレス
部位 直管  
外形肉厚 空配管 外形80A ~ 500A、肉厚30mm以下  
満水配管 外形80A ~ 300A、肉厚20mm以下  
保温材 材質 ケイ酸カルシウム その他の材質も対応可能(オプション)
厚さ 50mm以下
指示変動誤差 公称肉厚の±2%以内(1.645δ) 統計変動誤差
(保温材厚さ等の誤差は含まず)
校正精度 校正基準原器肉厚の±0.5%または±0.2mmの大きい方以内
使用線源 137Cs 60Co(10MBq以下) 表示付認証機器
一点あたり測定時間 外径 200A以下、肉厚 10mm以下:300s以内 線源強度10MBq、保温材厚み50mm、空配管
外径 500A以下、肉厚 30mm以下:400s以内
使用温湿度 0 ~ 40℃、80%RH以下

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