富士電機

Recruiting Information

富士電機(株)
技術開発本部 コア技術研究所 計測技術開発センター
計測ソリューション開発部 工業計測開発Gr
2007年度入社
生物システム応用科学府生物システム応用科学専攻卒

苦労して作った製品が展示会出品
晴れの場に招待されたときの感動

2007年4月入社後、3ヶ月間の新入社員研修を経て、同年7月に現在の部署に配属されました。配属後は数週間の製造研修を受け、その後先輩の下でOJTを受けました。
現在ではMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の試作案件の開発・設計業務を担当しています。

Q.1現在はどのような仕事を担当していますか?
MEMSの試作案件の開発・設計業務を担当しています。具体的には、まずお客様の要求に沿ったプロセスフローを作成し、そこで技術的な課題を抽出します。そして、お客様と意見を交換しながら仕様を決定していきます。
次に実際に製品を製作し、作成したプロセスの検証を製造現場であるクリーンルームで行います。外注企業を使う場合は、加工指示の図面も作成します。
製品の納品の際には、検査成績書や製作報告書などを作成し、お客様へ報告します。
Q.2仕事の難しい点、やりがいを教えてください。
仕事の難しい点としては、思わぬところで問題が発生し、それを解決しても解決したが故に今度は別の工程で問題が発生するといったものです。
MEMSでは様々な分野の知識が必要になりますが、問題の真の原因をつかみ切るのは非常に難しいです。
やりがいを感じたのは、私が非常に苦労して製作したMEMSがある展示会に出展されたことです。お客様に「展示会に出展するからぜひ」と招待され、実際に動作しているところ見た瞬間は言葉にならない感動を覚えました。
Q.3仕事で失敗してしまったエピソードを教えてください。
失敗は数え切れないほどありますが、最終納期のための製品が失敗(ヒューマンエラー)し、もう間に合わないと諦めかけていたとき、それを聞きつけた上司に「一人で抱え込まず、そういうときはとにかく騒げ。そうすれば皆が協力してくれる」と言われました。
結果、現場の人たちには休日返上で一緒に製作してもらい、営業担当の人には無事完成したものを直接お客様の所に持って行ってもらいました。人と人とのつながりが身にしみました。
Q.4休日はどのように過ごしていますか?
映画や買い物がほとんどを占めますが、バンドを組んでいるのでその練習やライブなどもやっています。
ファインテック機器部の草野球チームに所属しているので、たまにではありますが、練習や試合に参加して汗を流しています。長期休暇には、ご当地ものを喰らいに旅立ちます。

ある1日のスケジュール

  • 7:30
  • 8:00
  • 8:30
  • 9:00
  • 10:00
  • 12:00
  • 13:00
  • 14:30
  • 18:00
  • 20:30
  • 21:00
  • 21:30
  • 22:00
  • 24:00

富士電機のココがポイント!

失敗を恐れず仕事にぶつかっていける環境があることです。それは、先輩・上司のフォロー体制がしっかりしているからだと思います。
また、責任ある仕事も任せてもらえます。そして、まだ日は浅くても技術者としての自分の意見を発言でき、それには必ず耳を傾けてくれます。そういう土壌が富士電機にはあると思います。

学生の皆さんへのメッセージ

私はものつくりを行っているので特に三現主義(現場・現物・現実)を重視していますが、これは就職活動にも同様に言えることだと思います。富士電機に触れられる機会はたくさん用意されていますので、そこに飛び込み、社員の生の声を聞いてみてください。研究室の先輩を利用するのもとても有効だと思います。
そして、最後は自分で決断をくだすことが大事だと思います。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!

※内容は取材当時のものとなります。