- 富士電機(株)
- 技術開発本部 先端技術研究所 応用技術研究センター
熱応用システム研究部 熱エンジニアリングGr
2005年度入社
工学府システム統合工学専攻卒
アイデアや想いを込めた新製品
世の中に送り出すことの充実感
2005年4月に富士電機アドバンストテクノロジー(株)に入社。2005年から2006年の間は機器技術研究所メカトログループ(自動販売機の機能開発)に携わりました。2007年から現在に至るまでは、同研究所の店舗システムプロジェクト(ショーケース・空調機の機能開発)で、主に伝熱・熱流体技術を用いた次世代製品の要素開発に従事しています。
- Q.1現在はどのような仕事を担当していますか?
- 私は現在、コア技術である熱冷却技術を用いて、電算機用「空調システムの省エネ」を実現する新冷却装置の開発を行っています。この中で、主に熱流体制御技術を適用した高性能室内機ユニットなど、冷凍機の開発を担当しています。
集積密度の向上で消費電力が日増しに大きくなる一方で、環境に優しい省エネの実現が目標になるなど相反した事象の問題を解決し、地球環境と調和した豊かな社会を実現すべく日々取り組んでいます。 - Q.2仕事の難しい点、やりがいを教えてください。
- 研究開発部門という位置づけではありますが、「企画→要素技術開発→製品化」までの一連の段階に関与する機会のある職種でもあります。それだけに、他部署(営業・製造・品質保証)との信頼関係構築(コミュニケーション)が大切であり、また最も難しい点です。
また、研究職ですので新しい技術に挑戦することもやりがいの一つではありますが、やはり、「自分のアイディア・想いを新製品というカタチで世の中に送り出す」ことの充実感が一番のやりがいだと感じています。 - Q.3仕事で失敗してしまったエピソードを教えてください。
- 仕事上の失敗談は、自分で作成した実験装置を壊してしまったことです。耐圧製の装置を作成したのですが、週末も加圧した状態のままでも大丈夫だろうと考え帰宅。そのまま週末を向かえ、週明けに出社したら実験装置の部品は飛び散り、壊れてしまっていました。幸い実験室は無人だったのですが、実験中に起きていた可能性を考えると安全に対する認識の甘さを反省した出来事でした。
- Q.4休日はどのように過ごしていますか?
- 休日は、自己研鑽に取り組んでいます!と言いたいところですが、実際には仕事を離れ、リフレッシュするような休日の過ごし方をしています。具体的には、平日なかなかできない読書をしたり、妻と一緒に食事や温泉に出かけたりと頭も心もリラックスさせて、翌週からまた新たな気持ちで仕事に臨めるように心がけています。
ある1日のスケジュール
- 7:30
- 8:30
- 9:30
- 12:00
- 13:00
- 15:30
- 16:30
- 17:30
- 18:00
- 20:00
富士電機のココがポイント!
富士電機の良いところは、若手のうちから仕事を任せてもらえるところです。やりたいことが明確で、それに対する根拠やビジョンをしっかりと持った人に対しては、年齢に関係なく、やりたいことをやらせてもらえる風土があります。
日頃から課題意識を持ち、行動力のある人が、どんどん成長していける会社であると思います。
※内容は取材当時のものとなります。