富士電機

夢かかげ、かなえ、はなて。Recruiting Information 2017

独自性を活かし、
未知の開発に挑む


産業インフラ事業本部
千葉工場
設計第二部
変換装置課
2015年入社
工学部 機械工学科卒
設計・開発

ここには自分の力を発揮できる場がある

私は中学・高校と演劇部に所属していて、特に舞台を創造する演出が好きだったのですが、それは「頭の中にあるものを何らかの形にしてみたい」という漠然とした思いがあったからです。その漠然とした思いが「ものつくりをしたい」という形になったのは、理系コースを選択した高校1年のときです。ものを作るなら機械系が最も応用範囲が広いと考えて、早い段階で進路を絞り、工学部の機械工学科に進学しました。
就職活動に入りさまざまな企業を調べるうちに、「沢山の人に関わるものつくりがしたい」と思うようになり、産業や人の生活を支えるインフラ系の企業を志望するようになりました。富士電機を知ったのは学内説明会がきっかけです。以前から富士電機は、会社の紹介を行うリクルーターとして、入社1,2年目の若手社員を母校に派遣していました。私も含めた就職活動時の学生にとっては、年齢が近い先輩だったこともあり、気軽に質問できますし、親しみも感じました。
この説明会で、富士電機は事業規模が大きいのに、若手に大きな仕事を任せる企業であること、それも無理をさせるのではなく、一人ひとりの技術者を尊重して任せている社風であることから、自分の個性が発揮できると感じ、志望しました。私の場合、手がけたい製品があまり明確ではなかったのですが、多彩な事業や職種を持つ企業なので、自分が力を発揮できる場が必ずあると確信していましたし、実際にそうであることを実感しています。

自分が描いた図面から製品が誕生する喜び

配属されたのは半導体電力変換装置の設計・開発に携わる部署です。私の現在の担当は、主に鉄道会社の変電所に、変圧器などと一緒に納入される整流器の設計です。都市部を中心に走行する電車を駆動するための直流電力を供給する機器として、高い信頼性,安全性,長寿命など、数多くの要求事項を満たす必要がある製品です。技術が劇的に変わることはありませんが、それでも、地球環境に配慮した材料の採用、省エネ性能の向上など、時代の要請に応えて進化しています。
自部門の設計は構造グループと電気グループが協力して進める形です。設計の手順としては、まず電気グループが回路図などの電気的な基本仕様を決定します。そして、それに沿って私の所属する構造グループが、それぞれの部品の配置や接続方法,部品を収納する筐体構造など、製品としてつくり上げるための詳細内容を決定し、図面化していきます。
富士電機に入社して驚いたのは、装置が大型なので、当然、分業で設計するのかと思っていたら、基本的に一人の技術者が設計すること。実際、私が担当した製品は、すべて一人による設計でした。それだけに検討しなければならない範囲は広いのですが、最終的に自分の思い描いた形に仕上げられますし、製品には「あの人の設計だな」とわかるような独自性も出てきます。
私が設計した製品が初めて形になったときのことは、強く印象に残っています。自分が描いたあの図面から、こんな大きな製品が完成するなんて…。と、感激しました。
社内の若手技術者同士の仲も良く、互いに教え合い、学ぶことを目的に、テーマを掲げて月に1、2度勉強会をしています。現在のテーマは「熱」。電気を流すと必ず熱が発生するので、これをどう処理するかは、この工場での構造設計において非常に重要で、勉強会がとても役立っています。

誰もやったことがないから一番になれる

入社2年目の半ばを過ぎてからは、海外で受け入れられる電鉄用整流器の開発に携わっています。海外市場のニーズ、規格対応など、考えるべきことは多く、まったく新しいものつくりへの挑戦になっています。ベテランの先輩、他部署の方々と自由にアイデアを出し合い、知恵を絞る毎日です。
私は製品に直結する設計業務にもやりがいを感じていましたが、現在担当している開発業務の方が向いているのでは、と思うことがあります。設計の場合、お客様の要望が最優先ですから、私が「こうしたい」と思ってもできないことが多々あります。しかし開発の場合、どんな製品を開発すべきか、どうしたら海外で受け入れてもらえるのか、と雲をつかむようなところはあっても、自分の「こうしたい」を追求できる魅力がありますね。
仕事をする中で意識しているのは、「やったことがないからわからない」でなく、「誰もやったことがないから、自分が一番詳しくなれる」、そんなことを一つ一つ増やすことです。私の部署には、ベテラン技術者もたくさんいます。誰もが経験、知識、ノウハウの豊富なスペシャリストですが、若手の私たちの新しい知識にも関心を示してくださるので、前向きに仕事ができます。先輩に、「誰もしたことがないことは誰も知らない。だから現時点での一番の専門家は石本なんだ」と言われたことがあり、自分の思い通りにやっていいんだ、という自信を持つことができました。
このように私は、いろいろな製品を手がけ、設計、開発の両方にも携わってきました。私の所属している部署は、電鉄用の整流器だけではなく、さまざまな用途の電力変換装置を受注生産しています。そのため、設計者は自分の担当製品が偏ることが多いのですが、私は今までいくつかの製品に携わらせてもらっているので、それが自分のオリジナリティにつながると期待しています。その経験が今の開発や今後の仕事に活かせればうれしいですね。

制度を活用し、将来も働き続けたい

電機業界は全体的に見ると、女性の人数は少ないですね。しかし富士電機は女性の勤務について前向きで、働きやすい環境だと感じます。面談ひとつとっても、女性のキャリアアップのための面談がありますし、体力的な配慮もしていただいています。また当社には、理工系女子の採用を促進するための「理工系女子採用プロジェクト」があり、ここでは全国各地から、さまざまな職種、年齢の女子社員が集まるので、キャリアについて相談するなど、交流できる場になっています。
私は一生働ける場として富士電機を選びました。その思いは今も変わっていません。現在、理工系の女性に追い風が吹いていて、産休、育休などの制度も利用しやすくなっていると思いますし、上司をはじめ周囲の理解もあります。ですから将来、結婚、出産などの変化があっても、制度をフルに利用して、勤務を続けたいと思っています。大学で理工系学部に進んだときから、少数派であることには慣れていたのですが、最近、新人の女子社員が同じ課に配属となったことで女性の同僚ができ、うれしかったし、働くモチベーションも高まりました。今後、当社に、さらに女性技術者の仲間が増えることを願っています。