富士電機株式会社

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商品に関する質問

APRがヒータの温度制御によく使用されるのはなぜですか?
電磁接触器やSSCを使用した場合とどこが違うのですか?

APRがヒータの温度制御によく使用されるのは、精度良く温度コントロールができることにあります。
電磁接触器やSSC(ソリッドステートコンタクタ)を使用した場合と比較すると次のようになります。

温度制御方式 機能比較 温度特性比較
温度調節計と電磁接触器
外観
電磁接触器
●温度調節計の出力
ON-OFF接点
●負荷の容量
20~800A
●制御信号
AC 100V、200V DC 24V、48Vなど
●制御方式
温度調節計のON-OFF接点により電磁接触器がヒータの電源をON-OFFします。
●制御性
右の温度特性比較からも分るようにON-OFF制御のため設定値に対して温度が上下を繰り返します。
●その他
電磁コイルをON-OFFさせ、有接点で直接電源を切るため、ノイズの発生が顕著に表れます。
グラフ
温度調節計とSSC
外観
ソリッドステートコンタクタ
(SSC)
●温度調節計の出力
ON-OFF接点
(ON時:DC24V OFF時:DC0.3以下のパルス信号)
●負荷の容量
1φ 10~200A、 3φ 30~120A
●制御信号
DC 24V、48V AC 100V、200Vなど
●制御方式
温度調節計の電圧パルス出力によりSSCがヒータの電源をON-OFFさせます。。
●制御性
右の温度特性比較からも分るようにON-OFF制御のため設定値に対して温度が上下を繰り返しますが無接点のためON-OFFの周期を短くでき制御性は良くなります。
●その他
「ゼロクロス機能」を持っているためノイズの発生はありません。
グラフ
温度調節計と
APR(交流電力調整器)
単相PWMAPR-Mシリーズ 外観写真
APR
●温度調節計の出力
DC4~20mA(ON-OFF信号も可)
●負荷の容量
6~600A
●制御信号
DC4~20mA、DC1~5V、可変抵抗
●制御方式
温度調節計の電流出力DC4~20mAをAPRが受け、 APRは交流電力の位相角を変えることにより電力を0~100%位まで連続制御します。
●制御性
右の温度特性比較からも分るようにヒータの電力を連続的に変化させるので、設定値に対して温度の上下がなく精度よく制御できます。
●その他
位相制御では高調波、サイクル制御ではフリッカを引き起こす可能性を有しております。
グラフ

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