富士電機株式会社

  • Global
  • 総合サイトマップ
  • 関係会社情報
  • 国内販売ネットワーク
  • 国内拠点

商品に関する質問

入出力特性(勾配設定・ベースロード設定とは?)

勾配設定器とは

勾配設定器とは、設定信号に対して出力の大きさを任意に設定するものです。たとえば、DC4-20mAの設定信号が入力されている場合、
20mAでAPRの出力電圧は最大値となりますが、勾配設定器を使用することにより、APRの出力電圧値を任意に変えることができます。
電気炉などでヒータ制御を行う場合、この勾配設定器は次のような重要な役割をします。
①ヒータの定格電力の低減を行い、ヒータの寿命を延ばします。
②ヒータの経年変化を見込んで、あらかじめ低い電圧に設定することができます。
③負荷に加わる電力の上限を設定することができます。

入出力特性

設定信号、勾配設定、ベースロード設定-出力特性 (抵抗負荷の場合、動作原理特性)
ベースロード設定および勾配設定を使用しない場合は、下図の特性Aとなります。
各種設定入力に対し出力が直線的に変化します。
勾配設定とベースロード設定(オプション)を併用することにより、入出力特性を下図グラフの例に示すように任意に変更できます。
位相制御、サイクル制御、あるいは各フィードバック制御方式に共通です。

図 設定信号ー出力電圧特性

図

Fe Membership