2012ebook
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22部門別概況産業インフラ部門紹介 パワーエレクトロニクス技術と制御技術の組み合わせにより、工場を中心とした生産設備の生産性向上や省エネルギー化に貢献しています。 産業用ドライブシステムや計測システムならびにプラント制御システムなど、豊富なプラントシステム構築のノウハウを有する計測・制御技術を基盤に事業を展開しています。このほか、世界シェア2位を誇るアルミ精錬に使用される大容量整流器や国内トップシェアの誘導加熱設備など競争力ある製品を供給しています。 2011年度の主な取り組み 国内では、東日本大震災により、生産基盤の毀損や工場の操業停止など大きな被害を受けた顧客の生産設備復旧に最優先に取り組みました。加えて、設備の更新や、修理・改修などのアフターサービス事業の拡大に取り組みました。 海外では、アジア・中国を中心に鉄鋼・化学プラント関連の設備投資が加速しており、アジア・中国におけるエンジニアリング拠点拡大や人員拡充など、海外事業拡大に向けた体制整備に取り組みました。また、アラブ首長国連邦において、世界最大級のアルミ製錬プラント向けの世界最大容量のアルミ電解用整流設備を受注しました。 当社が注力業種と位置づける鉄鋼・化学など素材産業分野の市場は、今後3年間の設備投資がアジアで年平均9%、中国で同6%の伸長が見込まれます。当社は、このように高い成長が見込まれるアジア地域を中心に、営業体制の強化や地域エンジニリング拠点の強化・拡充、現地設計・現地生産に取り組むとともに、現地企業との協業推進を通じ、受注・売上の拡大を図ります。 国内では、為替の円高や電力供給問題などの影響により国内企業の設備投資は海外へのシフトを加速しており、国内での設備投資は、維持・補修などの更新投資が中心で、全体としては前年並の需要が予想されます。このような環境のもと、豊富な納入実績をベースに効率化・省エネルギー化による設備投資需要の掘り起こしと、設備の一部更新に対応した製品開発・提供に加え、環境分析装置などの環境改善製品による環境・省エネ市場の開拓を推進します。 また、海外においてエンジニアの最適配置、サービス事業体制の強化を図るとともに、原価低減などにより収益体質の強化を図ります。 2012年度の方針・戦略 海外事業拡大に向けた取り組み強化 •アジアにおけるエンジニアリング拠点の拡充 •海外企業との協業、M&Aの推進 •海外鉄鋼メーカー向けプラントシステムの受注拡大2,0001,5005001,00020112012201320141,1611,2421,3081,4070鉄鋼・化学など素材産業の設備投資予測 中国 アジア 欧州 米州出典:GLOBAL INSIGHT(億米ドル)(年)2011年度2012年度予想増減売上高1,1051,110+5(うち海外)258293+35営業利益4455+11(億円)年平均成長率7%年平均成長率中国 6%アジア 9%

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