2012ebook
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25食品流通部門紹介 国内トップシェアを誇る自動販売機のほか、冷凍・冷蔵ショーケース、通貨関連機器などの機器、ならびに店舗向け省エネシステムなどで構成され、生産地から消費者までの食品流通における「安全・安心・省エネルギー」の実現に貢献しています。 コア技術である「冷熱技術」に加え、自販機・通貨機器で蓄積した「メカトロ技術」、ITを融合した「システム技術」を活かし、食品流通分野に最適な商材・システムを提供しています。 2011年度の主な取り組み 自販機分野は、節電志向の高まりを背景に、昨年機比で最大で40%の消費電力削減を実現したハイブリッドヒートポンプ自販機を投入するとともに、省エネ型の自販機への置き換えが進みました。また、このような省エネ化への要求に対応し、生産面では、国内生産拠点を2拠点(三重、埼玉)から三重工場1拠点に集約し、高効率の新生産ラインの本格稼動により原価低減を進めるなど、効率的な事業運営体制の構築により、収益性の向上に努めました。 店舗流通分野では、食品流通業界全体で復旧・復興関連の設備投資が増加するとともに、コンビニエンスストアの新規出店・店舗改装投資が拡大しました。コンビニエンスストア向けに冷凍・冷蔵ショーケースの受注が拡大するとともに、事業体質の強化に向けて原価低減活動を推進しました。 当社の食品流通市場において、自動販売機は、国内ではすでに設置台数が飽和状態にあるものの、当社が注力する中国・アジアでは今後3年間で年平均68%の市場伸長が見込まれます。また、店舗流通は、国内では同7%、中国・アジアでは同12%の伸長が見込まれます。 このような市況のなか、自販機分野では、国内においては、環境対応自動販売機への置き換え需要が継続すると見られ、業界トップクラスの省エネ機能を持つハイブリッドヒートポンプ自動販売機を中心に、環境対応型機の業界標準化を推進するなど、高付加価値製品の拡大を図ります。また、中国においては、個人所得向上と利便性を背景に自動販売機市場の拡大が予想され、現地仕様の自動販売機を市場投入するとともに、地場オペレーターとの連携を強化し売上高の拡大を図り、トップシェアを維持していきます。 店舗流通分野では、国内市場においては、冷凍・冷蔵ショーケースの原価低減活動を推進し、さらに事業の安定化を図る一方、市場拡大が期待される中国・アジア市場においては、エコ店舗ビジネスの基盤確立を進めます。また、生産者から消費者までの食品流通において、「冷熱技術」と「システム技術」を組み合わせ、安全・安心かつ省エネを提供する新事業の創出を図ります。 2012年度の方針・戦略 中国での自動販売機事業拡大(シェアNo.1) 中国・アジアでのエコ店舗ビジネスの拡大 自販機冷熱技術を活用した新事業の創出(億円)2011年度2012年度予想増減売上高1,1551,054–101(うち海外)724+17営業利益2335+1225,00020,00015,0005,00010,00020112012201320145,4245,6867,1948,0745,9829,0696,39810,1440食品流通事業における市場予測 国内市場 中国・アジア市場当社予測値(億円)(年)年平均成長率9%年平均成長率6%自販機 △1%店舗流通 7%()12%自販機 68%店舗流通 12%()

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