2012ebook
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42環境報告 富士電機の環境活動は各拠点における環境マネジメントシステム(EMS)による活動がベースとなっています。 2011年度からは、このEMS活動の実効性を高めるために「グリーンファクトリー・グリーンオフィス評価制度」を開始しました。この制度では、各拠点の環境活動の評価項目に、中長期目標である「環境ビジョン2020」の目標に直結する、事業活動での要素(環境ビジネスの売上比率、環境製品の開発件数、自社製品による社会のCO2削減量等)を入れ、3年間最上位の「ゴールド」を継続した拠点を「グリーンファクトリー・グリーンオフィス」として認定します。 これにより「環境ビジョン2020」の達成に向け、各拠点の活動の高度化を図っていきます。 今年度は、国内28のEMS拠点を対象に実施し、前年度に比べて、すべての項目について「向上」を実現した「ゴールド」評価が25拠点。昨年度を下回る評価を受けた拠点はありませんでした。今後は、全拠点「ゴールド」評価を達成すべく取り組んでいきます。 富士電機は、創エネルギー製品・省エネルギー製品の開発を進め、グローバルに展開することで、地球温暖化防止に貢献するとともに、そのベースとなる自らの生産活動においても、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。 こうした「環境経営」を推進するために、富士電機では、環境マネジメントシステムの確立と継続的な改善を行っています。環境保護体制の整備、環境目標の設定とその実施、内部監査の強化に取り組むとともに、従業員一人ひとりの環境意識向上にも努めています。 環境経営を進める上で、自社製品による環境貢献とともに、ベースとなる各拠点のリスク管理強化は安定した生産体制を維持するために必要となります。この取り組みとして、国内全生産拠点の「環境リスクマップ」を作成しました。 このマップには、各拠点の地歴データ(化学物質の使用履歴、特定施設の履歴、建屋の増改築の履歴等)が記録され、各部門の先人の知見を記録に残しています。 このマップは、各拠点への環境巡回の際に、現地確認の実効性を高めるために活用し、リスク管理の強化を図ります。 今後、工場設備のユーティリティ、エネルギー使用機器等の情報を追加し、各拠点の水、電気、ガス等の使用状況を可視化させることで、各拠点の省エネ、省資源活動に寄与します。環境経営の実現に向けてグリーンファクトリー・グリーンオフィスの評価項目• 環境配慮型製品・サービス• CO2削減• 廃棄物削減/資源有効活用• 化学物質削減/有害大気排出量削減• 環境リスク低減/コンプライアンス• 地域とのコミュニケーション川崎工場におけるグリーンファクトリー・グリーンオフィス評価の現場確認環境ビジョン2020の実現を目指した「グリーンファクトリー・グリーンオフィス評価制度」の導入環境リスクを可視化し事業活動でのリスク管理の強化を図る「環境リスクマップの作成」

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