2012ebook
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48環境報告松本工場半導体製造工程の排水を再利用 製品の洗浄など、半導体の製造工程では大量の純水を消費します。そのため、同製品を生産する松本工場では、純水排水の再利用(リユース)に積極的に取り組んでいます。 これまでも、純度の低下していない排水については純水再生装置による処理を行い、製造工程で再利用してきましたが、2011年度に実用化の目処を立てたのが、低純度純水の工場内施設での再利用です。これは低純度純水の排水のうち、純度の低下していないものを精密ろ過膜などの設備を通して処理しクーリングタワーの冷却水や事務所の生活用水などに用いる取り組みです。この取り組みにより、1日当たり約1,000m3の水使用を削減しました。中国・常熟富士電機金属廃材の発生抑制と再資源化の取り組み 常熟富士電機では、生産する電磁接触器やサーマルリレーのプレス工程で生じる電磁鋼板などの金属素材の「抜き板」を有価売却し、再資源化するとともに、品質向上活動やムダ取り活動などの取り組みの徹底により歩留まりを高めることで、発生抑制に取り組んでいます。こうした活動は、環境ISOの審査機関(CSA: 中国船舶検査)から高く評価されています。筑波工場地域の福祉施設と環境保護活動 無停電電源装置(UPS)や非常用発電装置を生産する筑波工場では、近隣の社会福祉法人 あすなろ会様にご協力いただき、2011年から、従来産業廃棄物として処理していた修理不可品、廃却品の再資源化を開始しました。 筑波工場は、あすなろ会様に工場内に作業所を提供し、解体と分別を委託しています。2011年は、廃バッテリーおよび金属屑の100%有価再資源化を実現し、産業廃棄物を前年度比59%削減しました。また、あすなろ会様への委託費用、有価物収入などを含めて、処理費用についても前年度比30%削減することができました。 本活動は、障がい者の方々の働く機会を求めるあすなろ会様と、当社の環境保護、地域貢献に対する考えが一致しスタートした活動です。今後もこの取り組みを継続していきます。取り組み事例左から、松本工場 環境・施設部の加藤善治、泉谷忠孝、宮沢信プレス工程で生じた抜き板製品の解体・分別を福祉施設に委託

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