富士電機レポート2013
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私たちが事業を進めていくために、経営方針の三つ目となる「チームによる総合力の発揮」はとても大事なことです。私は、チーム運営で一番大切なことは、それぞれの「良いところ」を結集することだと考えています。国籍や性別のみならず、異なる価値観や考え方など、多様な属性を持つ人材の得意分野を活かし、やりがいを持って働ける環境をつくっていきます。それは、個人の幸せの先には家族の幸せ、会社の繁栄があると考えているからです。女性社員など多様な人材を活かし、 チーム力で会社を活性化そのなかでも、現在注力しているのは女性社員の活躍です。世界ではいろいろな分野で女性男性の線引きなく、女性が堂々と渡り合っています。富士電機が世界で事業を拡大していくためには、女性社員の力が必要です。現状、当社の女性社員の比率は、決して高いとはいえません。女性社員の採用を拡大するとともに、キャリア形成支援などを通じて、女性幹部社員の比率も高めていきます。多様な価値観を持った仲間が心を一つにして目標に向かっていく会社を目指しています。「産業インフラ」において、富士電機は、エネルギー技術をコアに、省エネ・環境ビジネスに長年取り組んできました。受変電設備、省エネ製品、計測・制御技術などパワーエレクトロニクスを中心とした幅広い製品・技術を持ち、これらを総合的に提案できることは当社の強みです。この強みを一層発揮し、多くのお客様にエネルギー消費低減を実現する製品・システムを提供できるように、産業インフラ部門の体制を整えました。工場の生産ライン、インフラ設備などのシステムから省エネに貢献するコンポーネント製品、さらには見える化を実現する計測制御システム、そして、設備工事やエンジニアリング・サービスまでを含めたトータルでお客様に提案する、まるごとソリューションに取り組みます。2013年度は、復調傾向の経済環境のなかで、国内では活況な太陽光発電システムに加え、「日本再生」ともいうべき産業・社会分野のインフラ改修や、産業分野で総合力を発揮できる 新体制の構築2013年度は、 引き続き利益重視の経営経済成長が進むアジアを中心とした活発な設備投資を積極的に取り込み、パワエレ機器、パワー半導体事業を中心に売上の拡大を目指します。利益重視の経営も引き続き推し進め、2012年度の事業構造改革の成果を着実に刈り取るとともに、全社的な損益改善活動に取り組みます。創出したキャッシュを「産業インフラ」「パワエレ機器」、そして、次世代パワーデバイスであるSiCを中心とした「パワー半導体」に積極的に投資し、将来の事業拡大につなげます。海外では、タイ新工場の稼働開始や食品流通部門におけるアジア、中国への本格的な事業展開など、グローバル化を加速します。これらの取り組みによって、2013年度の売上高は前期比42億円増の7,500億円、営業利益は同50億円増の270億円と、増収増益を目指します。(単位:億円)2012年度実績2013年度経営計画増減売上高7,4587,500+42営業利益220270+50Fuji Electric Report 2013Page 13

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