富士電機レポート2013
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2012年度の主な取り組み埼玉地区設備技術センターに、核となる生産技術者を集め、設備技術開発やコアとなる要素技術開発を行い、この成果を各工場と連携して実際の製造設備や工程改善に展開しました。具体的には、生産設備・ラインの自働化として、製生産技術力の強化富士電機は、地設(現地設計)・地産・地消の考えのもと、日本をマザー拠点(工場)と位置づけ、中国、アジアを加えた3拠点でのものつくりを進めています。同時にものつくり力を高めるために、これまでサプライチェーン改革を通して強化してきた「現場力」に加え、「生産技術力」や「人材の育成」に注力し、さらなる競争力の向上に取り組んでいます。ものつくりものつくり力を支える3つの柱造現場における作業や独自の発想を簡便な自働設備に置き換え、現場の設備技術力の向上を図る取り組みや、ロボット技術を駆使して、多品種かつ物量変動にも対応可能な自働化ラインの開発などを進めています。組立工程における簡易自働化(富士電機機器制御(株) 大田原工場)ブレーカの組み立て工程において、低コストでネジ締めや銘板貼付などの作業を自働化する簡易自働装置を開発しました。ネジ締め作業では、ネジの供給は作業者が行い、ネジを締める工程を機械が行うことで、効率を高めることができました。この仕組みを海外の工場に応用し、生産技術力のグローバル展開を図りました。海外生産拠点への水平展開(三重工場→大連富士冰山自動販売機社)中国市場における自販機の事業拡大に向け、多機種製品に対応したラインへ全面改造しました。ライン改造にあたっては、大連富士冰山自動販売機社の社員が、マザー工場である三重工場で、約1ヵ月間、改善ノウハウを学び、改造を完了させました。現場力製造現場に必要な技能を高め、生産性の向上やコスト低減などを実現していく力生産技術力お客様にご満足いただくために、製法や生産工程、生産設備を開発・適用していく力人材の育成これまで蓄積してきた、ものつくりの改革に必要となる技術・技能の継承ネジ締め簡易自働化装置大連富士冰山自動販売機社の生産ラインFuji Electric Report 2013Page 23

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