富士電機レポート2013
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収益力の向上やリスク軽減を図るため、グローバルで調達体制を構築し、製品に使用する部材のコストダウンや間接経費の抑制に努めています。調達• グローバル調達体制構築• 事務用品などの間接経費の抑制• 調達リスクの低減調達方針2012年度の主な取り組み富士電機では、グローバルで最適な調達体制の構築を推進しています。中国、タイ、米国、シンガポールの4拠点にIPO(International Procurement Office)の設立を目指すとともに、各拠点において新規優良調達先を開拓し、生産拠点に最適な調達サービスを提供していきます。また、地域に適した仕様の部材調達を拡大するため、新製品の開発・設計段階から調達部門が関与する、開発購買なども強化を始めました。2012年度は、富士電機(中国)社にIPO機能を設置し、調達方針の周知徹底を図りました。2013年度は、タイをはじめとするアジアおよび米国においてIPO機能を広げ、コンポーネント、プラントの部材や工事施工の分野でも現地調達を拡大しています。グローバル調達体制構築事業継続計画(BCP)の一環として、調達におけるリスクを軽減し、安定・継続した体制を確立するため、重要部品のマルチサプライヤー化を進めました。災害リスクなどのほか、為替リスクも考慮し、調達先のうち1社は海外とする取り組みを進めています。※BCPの取り組みについては、P50「リスクマネジメント」をご参照ください。調達リスクの低減富士電機は、取引先様とともに「企業の社会的責任(CSR)」を果たすことにより、「社会的存在価値の高い企業」を目指すことが重要と考えます。2012年度は、取引先様に当社の経営理念、調達方針やCSRの考え方を理解していただくため、「富士電機 調達ガイドライン」「グリーン調達ガイドライン」「CSR調達ガイドライン」を制定しました。さらに、取引先様を対象とした「CSRアンケート調査票」を見直し、取引先様とともに取り組むべき課題を明確にしました。2013年度は、重要な取引先様に「CSRアンケート調査」を実施して、グローバルにCSRの一層の推進に取り組みます。紛争鉱物への対応富士電機は、調達先を通じた人権侵害行為への加担を行わない方針のもと、コンゴ民主共和国およびその周辺国における紛争地域から産出される鉱物のうち、スズ、タンタル、タングステン、金とその派生物について、武装勢力の資金源および人身売買、強制労働、児童労働、虐待、戦争犯罪などに関わるものの使用を禁止するよう推進しています。調達CSRの推進富士電機(中国)社IPO部門のメンバーFuji Electric Report 2013Page 25

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