富士電機レポート2013
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2012年度の主な成果北九州スマートコミュニティにおける実証成果北九州スマートコミュニティ創造事業に参画し、地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)によるエネルギーの最適制御などの実証を行っています。2012年度から国内で初めて電力需要に応じて電力料金単価を変動させる実証を行い、電力使用量について16%以上の削減効果(北九州市の発表数値)が確認されました。高速高精度制御を実現したコントローラ 「SPH3000MG」鉄鋼プラント制御分野を中心に大容量データの高速高精度制御を実現するコントローラ装置を開発しました。高速通信処理性能に加え、複数の製造ライン装置を制御することが可能です。鉄鋼プラント設備のライン制御精度を高め、生産性の向上に貢献します。海外市場向けインバータ「FRENIC-Aceシリーズ」アジア・中国・欧州市場に向けたスタンダードクラスのインバータ新シリーズを開発しました。使用条件に応じた4種類(従来は1~2種)の仕様から最適な容量を選定できます。金属加工用伸線機、ホイストクレーンなどの特定用途向けカスタマイズソフトの組み込みや同期モータの駆動が可能となるなど、高機能・高性能を実現しています。プラグインハイブリッド・フルハイブリッド車用 インテリジェントパワーモジュールプラグインハイブリッドおよびフルハイブリッド自動車の高効率・低燃費化に貢献するインテリジェントパワーモジュール(IPM)を開発しました。パワー半導体の放熱効率を高めることで、2つのインバータ部と1つのコンバータ部をパッケージ化し、小型化、かつ最大400kVA出力を達成しています。※最新の技術成果は、当社ウェブサイト「富士電機技報」をご参照ください。独立行政法人 産業技術総合研究所先進パワーエレクトロ ニクス研究センター研究センター長奥村 元 様(独)産業技術総合研究所は日本の産業を支える多様な分野の研究を行っています。私たちは基礎研究の成果を産業化につなげるため、ものつくりの経験豊富な企業と共同研究を進めています。次世代パワー半導体であるSiCの活用も重要なテーマと位置づけており、過去の基礎研究成果をベースに2009年から富士電機と共同研究を開始しました。現在は実用化に向けて取り組んでおり、2012年に実用的な低損失SiC-MOSFETの開発に至りました。今後、パワエレ機器への適用を進め、世界の省エネルギーに貢献していきたいと考えています。(独)産業技術総合研究所 共同開発パートナーの声VoiceFuji Electric Report 2013Page 27

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