富士電機レポート2013
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4電気機器の進化を実現するパワー半導体工場の生産設備や自動車、風力や太陽光発電といった新エネルギーの電力変換など、私たちの身の周りのさまざまな場所でパワー半導体が使われています。パワー半導体は電気を自在に操る電子部品。求められる機能やパワーの違いによって、さまざまな形に姿を変えて、お客様の製品の中に組み込まれており、性能や消費電力に大きく影響するキーデバイスです。富士電機は、最先端のパワーエレクトロニクス技術によってパワー半導体を日々進化させ、産業・社会インフラの省エネや快適な暮らしに貢献していきます。特集:持続可能な社会の実現に向けてファナック(株)の黄色いロボットは、最先端のエレクトロニクス技術を駆使し、俊敏かつ滑らかな動きに定評があります。高速・高精度・高能率加工を24時間続けるロボットは世界中のものつくりの現場で活躍しており、そのロボットの根幹部分に富士電機のIGBT*モジュールが組み込まれています。IGBTは、ロボットのモータの回転スピードをコントロールし、素早く滑らかな動きを実現しています。さらに、回転角度もコントロールし、1回転360度を25万分の1の精度で制御する微細な加工により、小さく精密な製品を可能にしています。エレベータや業務用エアコンなどの産業分野で活躍するパワー半導体は、ロボット以外にも、省エネを可能にする汎用インバータや停電から機器を守る無停電電源装置などさまざまな用途があり、世界中のものつくりの技術、製品の進化と省エネに貢献しています。* IGBT:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。パワー半導体のなかでも大電流、大電圧を扱うことが可能。事例紹介産業分野の省エネに欠かせないパワー半導体富士電機パワーセミコンダクタ(株) 大町工場で活躍中のロボットロボットに搭載されているIGBTモジュールファナック株式会社Fuji Electric Report 2013Page 35

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