富士電機レポート2013
38/63

5特集:持続可能な社会の実現に向けて新興国のニーズに合った製品を開発成長著しい新興国では、工場やオフィスビルなどの新規建設も多く、電力需要は急速に拡大しています。新しい発電所の建設など、電力の安定供給を図る一方で、使用する側の省エネやCO2排出削減も課題となっています。富士電機は、世界中のお客様に満足いただける製品をつくるため、地設(現地設計)・地産・地消を進め、省エネに貢献できる製品により、エネルギー課題の解決に取り組んでいきます。空調専用インバータ「FRENIC-HVAC」を開発インバータは、空調システム、ポンプ、エレベータ、クレーン、コンベア、工作機械などさまざまな用途に使われており、富士電機は、世界トップレベルの技術をもとに豊富な製品をラインアップし、世界中で販売しています。なかでも空調システムは、ビルやホテル、病院、学校、ショッピングセンターといった人々が生活する場所においてなくてはならないものとなっており、新興国を中心にマーケットが広がっています。空調システムに使われるポンプやファンを動かすモータをインバータでコントロールすることで大きな省エネ効果が得られるため、世界のインバータ市場において、空調システム用途は最も大きな市場となっており、富士電機がアジアの空調市場をターゲットに専用機種として開発した製品は、2012年3月の発売以来、アジアを中心に広く使われ始めています。以前から富士電機の名前は聞いていましたが、製品を使うのは今回が初めてでした。近年のビル用空調システムではインバータによる省エネ制御を取り入れることが一般的ですが、防水・防塵構造やビル監視システムと通信するための専用プロトコルのほか、ノイズフィルターやリアクトルなど、空調用に使うためには独特の機能や回路が必要です。富士電機のFRENIC-HVACにはこれらの機能がすべて包括されていることを高く評価し、私たちの威信をかけたプロジェクトに採用しました。お客様の声VoiceAir System Technology (s) Pte. Ltd.Project ManagerMr. Don Yeo富士インバータFRENIC-HVAC事例紹介電力需要が急増するアジアの省エネに大きく貢献シンガポール・空調システム設計会社Fuji Electric Report 2013Page 37

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です