富士電機レポート2013
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海外拠点の人事部門や従業員へ人権状況のヒアリング調査を実施日本におけるダイバーシティの取り組みで注力しているのは、女性社員のキャリア形成支援などの女性活躍の推進です。これまで富士電機では、先輩女性社員がロールモデルとして後輩女性社員の相談相手となる「シスター制度」、育児休職からの円滑な復職に向けた上司との「ペアワーク研修」や管理職登用に向けたさまざまな能力開発研修などに取り組んできました。また、職場風土の改革を目的に、管理職層を対象とした「ダイバーシティ啓発研修」も実施しています。女性社員キャリアデザイン研修2012年度から、管理職を目指す女性社員の意欲を高める取り組みとして「女性社員キャリアデザイン研修」を開始しました。管理職に挑戦する意欲のある女性社員や、所属長が管理職候補として推薦したい女性社員を対象に、以下のねらいで研修を実施しています。• “管理職とは何か”を理解する• 自身のキャリアの将来像を明確にする• 自身の課題を明確にし、弱点を補強する• 所属長からの日々の指導・育成を促進する研修期間は6ヵ月間で、2日間の集合研修を5回実施し、19名が参加しました。女性社員/女性管理職の推移2011年度2012年度2013年度女性社員数(正社員)1,818名1,743名1,745名女性社員比率(12.2%)(11.8%)(12.1%)女性管理職数17名33名40名管理職に占める女性比率(0.74%)(1.4%)(1.5%)※管理職: 課長職層以上※対象会社: 富士電機(株)、富士電機機器制御(株)、 富士オフィス&ライフサービス(株)、富士電機ITセンター(株)、 富士電機フィアス(株)、(株)富士一級建築士事務所、 (株)富士電機フロンティア富士電機は、2011年度に行ったISO26000をもとにしたCSRの取り組み総点検の結果から、グローバルに事業展開を進める上で、グローバル基準の人権対応が必要と考えています。そこで、その取り組みのひとつとして、当社で働くすべての従業員に対する人権尊重の仕組みの整備に着手しました。2012年度は、海外拠点における人権リスクを把握することを目的に、現地の人事部門や従業員への人権状況のヒアリング調査を開始しました。また、国内の階層別教育では、世界基準の人権の考え方を啓発する研修や、人権啓発推進委員会の委員を対象に、国際人権NGO団体から講師を招いて勉強会を実施しました。今後、海外における地域ごとの人権リスクを整理し、人権対応組織や人権対応ガイドラインの整備、富士電機共通の人権啓発ツールの策定に取り組んでいきます。女性活躍の推進人権尊重の取り組み経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」に選定経済産業省は、2012年度より、多様な人材を活用して、イノベーションの創出、生産性向上などの成果を上げている企業を「ダイバーシティ経営企業100選」として選定しており、初年度における選定企業の1社として受賞しました。富士電機は、女性活躍推進の取り組みのほか、高年齢者においては、2000年度より定年延長制度を導入しており、現在ではその多くの社員が技術技能伝承の中核を担っています。また、障がい者雇用では、特例子会社の拠点を拡充するなど、雇用の促進と職域拡大などにも取り組んでいます。Fuji Electric Report 2013Page 40CSR活動

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