富士電機レポート2014
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事業概況―海外事業2013年度 業績 当社を取り巻く市場環境は、米国・欧州の主要先進国が緩やかな回復基調となったことなどを背景として、海外市場全体は弱い動きながらも回復傾向で推移しました。 こうした環境を背景に、中国・欧州・米州では、パワー半導体やパワエレ機器の需要増により増収となりました。一方アジアでは、発電設備や変電設備の大口案件減少、ディスク媒体の需要減により減収となりました。 2013年度は、アジア・中国における基盤整備の取り組みを進めました。具体的には、アジアにおいてタイ新工場の立ち上げやタイ変圧器メーカ(タスコ・トラフォ社)への資本参加、韓国・ベトナム・カンボジア・ミャンマーへの販売拠点設立を行いました。中国では、上海電気集団股份有限公司と高圧インバータの販売・生産における合弁会社の設立や、富士電機(深圳)社におけるパワー半導体後工程の新棟建設を行いました。2014年度 重点施策アジア・中国を中心とした売上拡大 2013年度に進めた取り組みを成果として結実させるとともに、中国・アジアにおける自販機の販売会社設立や、新たなM&Aの推進により、海外事業の基盤強化を図ります。 アジアでは、発電・社会インフラや産業インフラ、パワエレ機器の売上拡大を図ります。中国では、引き続き堅調な需要が見込まれるパワエレ機器・パワー半導体に加え、自販機の売上拡大を図ります。1,78513814454695820121,77714717468477320131,8881631777517962014(経営計画)(年度)海外売上高(地域別)(億円)n アジア他 n 中国 n 欧州 n 米州タイ変圧器メーカへの資本参加2013年10月、タスコ・トラフォ社(以下、タスコ社)へ出資し、富士タスコ社を発足させました。タスコ社は、タイの政府系配電公社や民間企業に対して数多くの納入実績があり、東南アジアやアフリカにも広く販売実績を持つ現地の有力変圧器メーカです。タスコ社のリソース活用により、製品ラインアップの拡充、販売・サービス網の拡大を図ります。アジアの中核生産拠点 タイ新工場の立ち上げ2013年12月、タイ新工場(富士電機マニュファクチャリング(タイランド)社)が竣工し、インバータ、無停電電源装置などの生産を開始しました。タイ新工場は、アジア・欧米向け製品の中核生産拠点として位置付けています。今後、自販機、ガス絶縁開閉装置などに生産機種を拡げ、さらなる事業拡大に取り組んでいきます。アジアにおける主な取り組み新会社の概要新社名 富士タスコ社事業内容変圧器・配電盤などの製造・販売・保守サービス出資時期2013年10月出資比率67.7%無停電電源装置富士電機マニュファクチャリング(タイランド)社変圧器Fuji Electric Report 2014Page 15

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