富士電機レポート2014
30/56

経済の急成長に伴い増加する電力需要および環境保全への対応を背景に、インドネシア政府は「エネルギーの多様化政策」を進めており、2025年までに地熱による発電量を9,500MWまで引き上げることを目標としています。現在、インドネシアで計画・設置されている地熱発電所の総発電容量は約1,400MWですが、その内の約半分(662MW)が富士電機の製品によるものです。2013年度はカモジャン発電所5号機富士電機は地熱発電のトップメーカ世界の地熱発電設備容量の約7割を日本メーカ3社が占めており、そのうちの1社が富士電機。直近10年間の納入実績では約40%を占め、世界シェア1位です。(35MW)を受注し、2015年7月の稼働開始を目指して設計・製造を進めています。地熱発電は、腐食性のある地熱蒸気を利用しているため、腐食や磨耗、不純物付着など特有の課題対応が求められます。富士電機は蒸気タービンで50年以上にわたり蓄積してきた高い技術力・設計ノウハウと、豊富な地熱発電設備の経験に基づいた耐食性技術により、高信頼性と長寿命を実現しています。また、世界各地の地熱発電設備の運転状況を確認できる「運転サポートセンター」で、蒸気量や発電量などのプラント運転状態を把握、機器の将来状況を予測しメンテナンス提案などを行っています。今後も、新しい地熱発電設備の受注活動を継続し、インドネシア経済を支える「エネルギーの多様化」の実現に向けて貢献していきます。特集1:世界のエネルギー課題に貢献地熱発電設備を世界で67台納入事例紹介クリーンエネルギー地熱発電でインドネシアの電力需要を支えるインドネシア 地熱発電所経済成長と人口増加を背景に電力需要の拡大が続くインドネシアでは、発電所の不足、送変電設備・電力系統の余力不足などによる停電や電圧降下などが課題となっています。そのため、インドネシア政府は長期的なエネルギー政策として、エネルギー供給の強化やエネルギーの多様化を進めるとともに、電力品質の安定化に取り組んでいます。富士電機は、地熱発電のトップメーカとしての実績と、日本で積み重ねたエネルギーマネジメントのノウハウを活用し、インドネシアの電力事情の改善に貢献しています。 アジア⊖インドネシアでの取り組み事例アイスランド 6台中国 1台フィリピン 14台ニカラグア 2台インドネシア 12台ニュージーランド 3台日本 5台トルコ 1台エルサルバドル 3台アメリカ 20台ワヤンウィンド発電所(インドネシア)Fuji Electric Report 2014Page 29

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です