富士電機レポート2014
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電力インフラの脆弱性に起因する停電や電圧降下などの電力品質劣化は工場の操業に多大な損害を与えるため、工業団地の発展にとって電力の安定供給・品質改善は喫緊の課題です。富士電機は、インドネシアのエネルギー鉱物資源省とNEDO※が進める「インドネシア共和国・ジャワ島の工業団地におけるスマートコミュニティ実証事業」を複数の日本企業と共同で受託し、2015年6月の実証開始に向けた準備を進めています。富士電機は、停電からの早期自動復旧を図る「配電自動化システム」、大容量無停電電源装置を用いて停電や瞬低などのトラブルから重要な設備を守る「高品質電力供給システム」、ならびに工場のエネルギー使用量を見える化し、省エネ・省コストを実現する「クラウドFEMS(工場向けエネルギーマネジメントシステム)」を担当しています。北九州市における実証事業など、日本で培った技術や知見を活かし、インドネシアの経済発展と低炭素化に貢献していきます。電力の安定供給はアジアをはじめとする新興国の工業団地における共通の課題です。今回の実証を通じ、こうしたニーズに広く応えられる技術やシステム構築を行い、現地の実情に応じて「工業団地丸ごと」の電力安定供給や省エネを提案していきます。※ (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構大容量無停電電源装置工業団地の受変電設備スルヤチプタ工業団地入口特集事例紹介スマート化工業団地への電力の安定供給を実現するスルヤチプタ工業団地富士電機が担当するシステム工場所有企業通常電源ライン国営電力会社工業団地 特別目的会社配電自動化システム工場高品質電力供給システムクラウドFEMS(エネルギー使用量の見える化)情報通信高品質電源ライン(重要設備に供給)受配電盤受変電設備大容量無停電電源装置計測・制御機器FEMSサーバFuji Electric Report 2014Page 30

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