富士電機レポート2014
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「可能な限り障がい者の職域を開拓し、雇用を拡大していく」という考えのもと、障がい者雇用促進に取り組み、2014年6月現在の障がい者雇用率は2.15%と法定雇用率2.0%を上回っています。特例子会社(株)富士電機フロンティアを設立し、知的障がい者を中心とした障がい者の雇用促進と職域開拓を推進しています。2013年度の主な取り組み設立20周年を迎えた同社では、2013年度に全8事業所で10名を採用し、障がい者雇用数は100名となりました。職業人として自立することが大切と考え、従来行っている清掃や社内メール便などの受託業務に加え、積極的に各人の能力開発に注力し、製造現場などへの職域拡大に取り組んでいます。三重・吹上事業所では、自販機や電磁開閉器の部品組立作業の担当範囲の拡大に取り組み、川崎事業所では、タービンブレードの研磨、刻印打ち作業やフォークリフト作業など健常者とともに行えるようになりました。さらに、同社では、障がい者の保護者や関係団体を対象とした施設見学会や養護学校生のインターン受け入れなどを行い、一人でも多くの方が社会参加できるよう取り組んでいます。当社は、経営方針に「多様な人材の意欲を尊重し、チームで総合力を発揮します」を掲げ、ダイバーシティ活動に取り組んでいます。特に「女性活躍の推進」に注力し、理工系女子の積極採用、キャリア形成支援や、育児休職からの復職者支援などを継続的に実施しています。また、職場風土の改革に向けて、階層別研修での啓発活動にも取り組んでいます。女性社員/女性管理職の推移2012年度2013年度2014年度正社員数14,831名14,472名14,418名女性社員数(正社員)1,743名1,745名1,754名女性社員比率(11.8%)(12.1%)(12.2%)女性管理職数33名40名42名管理職に占める女性比率(1.4%)(1.5%)(1.6%)※ 管 理 職:課長職層以上※ 対象会社: 富士電機(株)、富士電機機器制御(株)、 富士オフィス&ライフサービス(株)、富士電機ITセンター(株)、 富士電機フィアス(株)、(株)富士一級建築士事務所、 (株)富士電機フロンティア※ 2012年度は6月、2013年度以降は4月現在女性活躍の推進多様な人材が働きやすく、能力を最大限に発揮できる職場環境づくりを目指し、ワーク・ライフ・バランス実現に向けた取り組みを強化しています。「働くべき時は働き、休む時はしっかり休む」というメリハリのある働き方を目指す「働き方改革」と「仕事と仕事以外の生活の両立支援」を重要課題に掲げ、労使で協議しながら制度や社内風土の改善に取り組んでいます。2013年度の主な取り組み業務のたな卸しや見える化など業務品質向上につなげるための職場単位の活動や、ワーク・ライフ・バランスの重要性を啓発する講演会などを実施しました。また、心身の健康増進に加え、メリハリある働き方の浸透とチームとしての職場の業務効率向上を狙いとして、全社員を対象とした「5連続休暇」の取得促進を行いました。今後は、男性育児参画促進に向けた休暇制度の拡充などにも取り組んでいきます。ワーク・ライフ・バランス2013年度の主な取り組み採用活動理工系女子採用プロジェクト理工系出身の女性社員でプロジェクトを編成。現場で活躍する女性社員の生の声を伝えるセミナーなどで、当社でのキャリア形成の具体的なイメージを伝え、採用につなげる活動を実施。キャリア形成支援マネジメント能力向上研修管理職を目指す女性社員の意欲を高める取り組みとして、自身のキャリア・将来像、能力・スキル向上の課題を明確にするなどの研修を実施。シスター制度先輩女性社員が後輩女性社員の相談相手となり、キャリア形成や家庭との両立を支援する制度を運営。ロールモデル講演会「身近に目標となる先輩社員が少ない」という女性社員の声に応え、若手社員のキャリア意識醸成を狙いとしてロールモデル講演会を実施。育児休職からの復職者支援ペアワーク研修仕事と家庭の両立、会社への成果の最大化を目的に、復職者と上司がお互いの状況や考え方を共有し、今後の仕事やキャリアについて話し合う研修を実施。職場風土改革e-ラーニングダイバーシティの重要性を理解するためのe-ラーニングを一般社員を対象に実施。障がい者雇用Fuji Electric Report 2014Page 39

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