富士電機レポート2014
41/56

CSR活動グローバルで事業を拡大していく上で、グローバル基準の人権対応が必要であると考え、人権尊重の体制整備に取り組んでいます。2013年度の主な取り組み2012年度に行った海外拠点における人権状況のヒアリング調査の結果を踏まえ、「企業行動基準」の人権に関する指針をより具体化した「従業員の人権に関する方針」を新たに策定しました。また、方針に即した人権・労働慣行の具体的チェック項目と改善手順をまとめた「人権配慮ガイドライン」を策定し、あわせてグローバル基準の人権教本を作成しました。今後は、この方針・ガイドライン・教本を国内外の各拠点に展開し、人権尊重の体制整備に取り組んでいきます。また、人権啓発活動では、国内の階層別研修で、企業活動と人権との関わりや人権尊重の必要性を理解するための研修を実施しています。新任幹部研修では、組織の最前線の管理者として人権リスクに対する感度を高めることを目的に、ケーススタディを用いたグループディスカッションなどを実施しました。海外拠点の安全衛生の推進グローバル化を進める上で、海外拠点の安全衛生も重要課題です。全社の安全衛生管理方針や規程・基準類など主要な文書の英語版・中国語版を作成し、海外拠点では国内部門に準じた労働安全衛生の管理体制整備を進めています。また、各国の法令遵守に加え、現地の文化・習慣にマッチした安全衛生活動を推進しています。2013年度は、全社安全部門責任者によるマレーシアとタイの生産拠点に対する安全指導やタイのプラント建設現場の現地安全パトロールを行うなど、安全衛生環境の一層の充実に努めました。無災害記録の外部評価大田原工場では、1979年から2013年にわたり2,550万時間の無災害記録を達成し、厚生労働省から最高位の「第5種無災害記録証」を授与されました。これを一つの通過点として、従業員一人ひとりの安全意識の徹底などにより、今後も労働災害の予防に努めていきます。労働安全衛生を企業経営における最重要課題の一つと位置付け、「働く者の安全と健康はすべてに優先する」という基本理念に基づき、全社員が一丸となって実効性のある安全衛生活動に取り組んでいます。2013年度の主な取り組み「安全衛生基本方針」の策定安全衛生基本理念に基づき、「安全衛生基本方針」を新たに定め、国内外のすべての事業所に展開しました。全社の安全衛生推進委員会は、この基本方針に沿って、前年度の事故・災害に対する反省や今後の課題の見直しを行い、各年度ごとの「全社安全衛生管理方針」のなかで目標や具体的実施事項を定めます。国内外の事業所は、「全社安全衛生管理方針」に従い、安全衛生教育や安全パトロールの実施など具体的な活動を推進していきます。人権尊重安全衛生働く者の安全と健康はすべてに優先する富士電機 安全衛生基本方針1. 富士電機は安全衛生を企業経営における最重要課題の一つと位置付け、安全で快適な職場環境の形成と、労働災害の撲滅および心身の疾病予防に向けた質の高い安全衛生管理活動を実践します。2. 関係法令並びに会社、事業所、部門が定めた自律的な管理基準を遵守し、常に基本に忠実に安全衛生活動を励行します。3. 富士電機の事業にかかわるすべての人が、自らの安全と健康を確保するために、一丸となって自主的な安全衛生活動に取り組み、職場に安全文化を根付かせます。4. すべての事業において従業員の安全と健康を第一に考える積極的な安全衛生活動を展開し、さらにこれを公開することで、より安全、 安心で快適な社会の実現に貢献します。安全衛生基本理念タイのプラント建設現場での現地安全パトロールFuji Electric Report 2014Page 40

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です