01 富士電機レポート2015(全ページ)
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事業報告コア技術であるパワー半導体技術とパワーエレクトロニクス技術を計測・制御技術と組み合わせ、電気、熱エネルギーを効率的に供給・利用する製品・システムの研究開発に注力しています。研究開発研究開発方針 パワー半導体とパワーエレクトロニクスなどの コア技術の拡大・強化 熱、機械、制御技術のシナジーを活かした 新商材開発の加速 オープンイノベーションの推進2014年度の主な取り組み産業インフラ船舶向け排ガス浄化装置船舶向けに、当社従来装置比50%の小型化を実現した業界最小のイオウ酸化物(SOx)浄化装置を開発しました。2015年から適用される船舶燃料の排ガス規制強化に対応しています。設備のライフサイクルマネジメントを支援する 統合クラウドサービス工場、ビル、設備等向けに「エネルギー管理・省エネ制御支援」「設備稼働監視」「保全業務支援」機能を一体化したシステムを開発しました。クラウド環境で各種情報を総合的に管理し、設備導入から運用・更新までのトータルライフサイクルを通じたスマート化、安全・安心、経営視点での全体最適を提供します。世界初All-SiCモジュール搭載大容量メガソーラー用パワーコンディショナAll-SiCモジュールの採用により、業界最高レベルの変換効率98.8%を実現し、設置面積を当社従来機種に比べ20%縮小しました。メガソーラーの高効率発電に貢献します。本製品は、(一社)日本電機工業会に よる平成27年度(第64回)「電機工業技術功績者表彰」最優秀賞を受賞しました。パワエレ機器SiCハイブリッドモジュール搭載大容量インバータ「FRENIC-VG(スタックタイプ)」SiCハイブリッドモジュールの適用により、電力変換回路におけるスイッチング損失を当社従来機種比28%低減し、単機315kWと同じ寸法のまま450kWに容量を拡大しました。お客様設備の省エネ、省スペースを実現します。地熱発電の軸流排気タービン用 スプレー式復水器タービン排気を軸方向に流して復水器に接続する方式を、世界で初めてスプレー式復水器を用いて実現しました。これにより、建屋を低くでき、景観面で日本の国立公園等での地熱発電所建設に適しています。発電・社会インフラ「北九州」と「けいはんな学研都市」 におけるスマートコミュニティの実証事業2010年から参画している両実証事業は、2014年度を最終年度とし、地域におけるエネルギーマネジメントシステムの構築や電力需要のピークシフト・ピークカットの実証を行いました。今後、実証事業で培った技術・ノウハウを新たなスマートコミュニティへ展開していきます。蒸気タービン、復水器などを納入したフィリピン・マイバララ地熱発電所北九州実証事業Fuji Electric Report 201520

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