01 富士電機レポート2015(全ページ)
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地設(現地設計)・地産・地消の考えのもと、日本をグローバルマザー拠点(工場)と位置付け、アジア・中国を核とした体制とし、各拠点でのものつくり力を高め、競争力の向上に取り組んでいます。今後は、米州・インドに組立工場を立ち上げ、海外事業会社の事業拡大を図っていきます。また、これらを支える取り組みとして「品質方針」を定め、 すべての製品・サービスについて業界最高水準の品質を確保する活動に取り組んでいます。ものつくり人材育成の強化メーカーの原点であるものつくり力の強化に向け、国内マザー拠点では、技術・ノウハウの蓄積、および技能五輪への取り組みなどを通じ、高いレベルに挑戦できる技術・技能と意欲を持った優秀な人材の育成に取り組んでいます。海外拠点では、ものつくりの根幹である生産技術者や技能者の育成、品質マネジメントシステムの構築、 現場改善の推進を通じて、業務品質と効率の改善を図っています。ものつくり方針 グローバル生産拠点戦略の推進 現場力・生産技術力・人材育成の強化 グローバルサプライチェーン改革の推進 製品の品質向上社員の声Voice富士電機マニュファクチャ リング(タイランド)社取締役兼製造部長Natee Nararatnkulタイ新工場で日本の「2S3定」をベースに改善活動を推進当社は新工場を立ち上げてから1年が経過し、生産量も対前年比で倍増しています。生産技術力向上を図るために「2S3定」をベースに改善活動を開始し、作業場での設備の配置や作業効率の改善など社員全員が情報を共有する取り組みを推進し、効果が大きい事例は表彰しています。今後は生産現場だけでなく会社全体にも改善活動を広げ、定着とともに継続させ、ものつくりの強い工場に成長させていきます。タイ工場で改善提案に取り組む社員(掲示した改善提案書の前で)2014年度の主な取り組み生産技術力の強化競争力の高いものつくりを行うために、生産技術力の強化を図っています。2014年度は、国内のマザー工場では核となる生産技術力の強化に向け、三重工場と鈴鹿工場で自働化ラインの構築に取り組み、製品リードタイムの短縮や生産性向上を進めました。また、海外の工場に日本のものつくりのDNAを伝承し、現場改善活動(2S3定※)を展開しました。今後も海外拠点でのものつくり力の定着を推進していきます。(※2S(整理、整頓)3定(定位置、定品、定量)自働化したインバータの組立ライン(鈴鹿工場)製品の品質向上「品質」を生産技術の重要な要素の一つと捉え、全社横断の生産技術委員会の中に「品質保証部会」を設置し、安定的かつ均一な品質水準の実現を目指してお客様満足の向上に努めています。2014年度は、重点拠点(鈴鹿、神戸、千葉やタイなどの海外)の品質向上活動、失敗事例の生産技術指針への織り込み、QC検定受講者拡大、失敗を活かす研修会の開催など、製品の品質向上に取り組みました。Fuji Electric Report 201523

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