01 富士電機レポート2015(全ページ)
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事業報告収益力の向上やリスク軽減を図るため、グローバル規模で調達体制を構築し、製品に使用する部材や経費を含む間接材などすべてのコスト抑制に努めています。また、社会的責任に配慮した取引先様とのパートナーシップ構築により、CSRに配慮した調達活動を推進しています。調達2014年度の主な取り組みグローバル調達力の強化全世界規模で最適な取引先様を開拓するため、グローバル調達体制の構築を目指しています。2014年度は、国内外の購買部門責任者によるグローバル調達戦略会議や中国IPOによる中国エリア調達戦略会議を開催し、調達方針の共有化を図りました。中国の生産拠点においてコストダウンを拡大し、タイ生産拠点では、コストダウンと為替や物流リスクの低減に向け、現地調達化を推進しました。今後は、海外拠点のバイヤー育成を行い、海外生産拠点の調達力をさらに向上していきます。直接材・間接材コストダウンの強化国内外の拠点では、直接材だけでなく、間接材のコストダウンにも取り組んでいます。2014年度は、コンポーネント分野の開発・設計段階から調達部門が関与する開発購買を強化し、事業分野の垣根を越えて新製品の部材共有化を図り、直接材の原価低減を行いました。また、生産現場で実際に実施した消耗工具や事務機器・通信費などあらゆる分野の間接材コスト削減ノウハウを全拠点に水平展開し、削減効果の最大化に努めました。今後は、プラントやシステム機器分野の開発購買を強化するとともに、他社と間接材の共同購買を進め、さらなるコスト削減を図っていきます。CSR調達の推進取引先様とともにサプライチェーン全体におけるコンプライアンス違反や人権侵害を未然に防ぐための取り組み、環境負荷の小さい部材を調達するグリーン調達を積極的に進めています。2014年度の実施内容は下記のとおりです。紛争鉱物への対応調達先を通じた人権侵害行為への加担を行わない方針のもと、コンゴ民主共和国およびその周辺国における紛争地域から産出される鉱物のうち、スズ、タンタル、タングステン、金とその派生物について、武装勢力の資金源および人身売買、強制労働、児童労働、虐待、戦争犯罪などに関わるものの使用を禁止するよう推進しています。2014年度は、加盟しているJEITA((一社)電子情報技術産業協会)の「責任ある鉱物調達検討会」に参加し、情報収集に努めました。社内においては、国内主要拠点の調達部門などを対象に、人権侵害や紛争鉱物の研修(5回、80名参加)を実施しました。今後も取引先様とともに、紛争鉱物への適正な対応により社会的責任を果たすよう取り組んでいきます。 今後は、取引先様および社内を対象とした事業方針説明会や研修会などを通じ、当社CSR方針の周知徹底を図っていきます。調達方針 グローバル調達力の強化 開発購買による直接材コストダウンの強化 全員活動による間接材コストダウンの強化 CSR調達の推進※ International Procurement Office。各国の新規優良調達先を発掘するとともに、富士電機内事業拠点に対し、調達サービスを提供する調達拠点グローバル調達体制調達センター中国IPO欧州IPO※(開設予定)アジアIPO(2015年度開設予定)米国IPOグローバル調達推進部門取引先様CSR活動状況を把握するため、 CSRアンケートを実施(300社)富士電機 調達におけるコンプライアンス研修の実施  国内:30回、699名参加 海外:タイ2社、59名参加Fuji Electric Report 201524

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