01 富士電機レポート2015(全ページ)
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(億円)2014年度 2015年度 経営計画売上高8,1078,500営業利益393450当期純利益280290自己資本比率32%33%ROE11%10%2015年度は、中期経営計画を完遂し、次期中期経営計画に向けた成長戦略を推進2015年度は、中期経営計画の完遂はもとより、次期中期経営計画に向けた成長戦略を推進します。産業インフラ、パワエレ機器を徹底強化富士電機の強みは、エネルギーを無駄なく使い、省エネに貢献するパワーエレクトロニクス技術であり、世界トップレベルのパワー半導体を搭載した特徴あるパワエレ機器にセンサや制御システムなどを組み合わせ、「ソリューション」としてビジネスを展開していくことが、事業拡大の鍵となります。この実現に向け、産業インフラとパワエレ機器、この二つの事業分野を徹底的に強化していきます。2015年度は、同分野において、前年度に実施したM&Aの成果を確実に刈り取るとともに、海外事業会社の体制を強化し、注力するアジアに加え、米国とインドでパワエレ機器の生産を開始します。マーケットに適合した製品投入を加速し、新たな顧客の開拓に取り組みます。国内マザー工場を強化し グローバルでものつくり力を高める一方、グローバルでものつくり力を高めるには、国内工場を「マザー工場」に相応しい技術・ものつくり力を備えた拠点としていくことが必須です。とりわけ、パワエレ機器のものつくり力を強化するため、国内生産拠点の再整備を行います。生産技術エンジニアを育成し、自働化など最新技術の導入を進めます。この成果を、アジアをはじめグローバル生産拠点に展開していきます。 また、技能伝承にも力を入れます。例えば発電プラントのマザー工場である川崎工場には、タービンを打ち込む「響き」で精度を確認する熟練技能者がいます。ものつくりの原点は人間の五感にあるともいわれますが、こうしたものつくりに欠かせない技を次代に継承すべく、若手・中堅技能者を体系的に育成していきます。さらに、研究開発の体制強化にも取り組んでいます。2015年度は東京工場(全社研究)、松本工場(パワー半導体)で開発棟が完工し、鈴鹿工場(パワエレ機器)で開発棟の建設に着手します。パワエレ機器を中心に、商品開発と最先端技術開発の強化に取り組みます。「Pro-7活動」を推進し収益力を高める収益力の強化にも継続して取り組みます。柱は「Pro-7活動」の推進です。事業活動に伴うあらゆるコストをゼロベースで見直すとともに、ムダ・ロスコストなどの発生を未然に防止し、「業務品質の向上」を掛け声に、この活動を全社員で徹底していきます。また、2015年度は、企業の収益性を測るROE(自己資本利益率)は10%、財務基盤の安定性を測る自己資本比率は33%を計画しています。これまで同様、収益力の強化により財務体質のさらなる改善を図ります。当社は、将来的には1兆円企業となることを目指しています。企業活動で生み出したキャッシュは、中期的な視点で事業拡大に向けた成長投資と株主還元に配分していきます。Fuji Electric Report 201507

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