富士電機レポート2016
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Fuji Electric Report 2016232015年度報告 ものつくり地設(現地設計)・地産・地消の考えのもと、日本をグローバルマザー拠点(工場)と位置付け、アジア・中国をはじめと する海外拠点と連携し、国内外の幅広い市場ニーズに応える体制の構築に取り組んでいます。2015年度は、米州やインドで新工場を立ち上げるなど、海外生産の拡大を図っています。創業以来培われた「ものつくりDNA」を継承すると ともに、IoTを活用した新たなものつくりへ挑戦し、生産性のさらなる向上、最高の製品・サービスの提供に取り組んでいきます。ものつくり方針 グローバル生産拠点戦略の推進 現場力・生産技術力・人材育成の強化 グローバルサプライチェーン改革の推進 製品の品質向上2015年度の主な取り組み生産技術力の強化  競争力の高いものつくりを行うため、生産技術力の強化を図っています。設備技術センター(埼玉地区)に、生産技術者を結集し、設備技術開発やコアとなる要素技術の開発に取り組んでおり、各工場と連携して実際の製造設備や工程改善、自働化ラインの開発を進めました。 GE富士電機メーター(株)安曇野工場では、自社設計、 製作を徹底した量産ラインを 構築し、「スマートメータの量産化」を短期間かつ低コストで実現しました。(自働化率2014年度69%→ 2015年度89%)製品の品質向上  「品質」を生産技術の重要な要素の一つと捉え、全社横断組織である生産技術委員会の中に「品質保証部会」を設置し、安定的かつ均一な品質水準の実現を目指して活動しています。2015年度は、国内外の各拠点の品質向上活動、QC検定合格者拡大、失敗を活かす研修会の開催、リスク対応の強化など、製品の品質向上に取り組みました。人材育成の強化  メーカーの原点であるものつくり力の強化に向け、国内 マザー拠点では、技術・ノウハウの蓄積、および技能五輪への取り組みを通じ、高いレベルに挑戦できる技術・技能と意欲を持った優秀な人材の育成に取り組んでいます。国内で培われた「ものつくりDNA」を海外拠点へ伝承し、世界どの地域でも、同じ品質・サービスの提供を可能としていきます。安曇野工場 自働化ライン技能五輪の訓練に励む若手社員中国 自動販売機工場の生産性向上の取り組み 2015年度は、「生産性向上、生産リードタイム短縮、仕掛品の削減」に取り組みました。作業 工程分析により、問題点を特定し、作業工程の見直しや組立ラインのレイアウト変更などを進め、効率的な部材供給や流れ生産化を実現することで作業時間、運搬時間を削減し、大きな 成果をあげることができました。 今後、中国の自販機市場は大きな伸長が予想されており、物量増加が見込まれています。2016年度は、増設した生産設備や新設した自働溶接ラインを有効活用し、SCM*活動を 通してさらなる生産性向上を実現することで、年間40,000台(前年度29,000台)の生産目標を達成します。* Supply Chain Management。企業や組織の壁を越えてプロセス全体の最適化を行い、無駄を排除することで、企業に高収益を もたらす戦略的な経営管理手法大連富士冰山自動販売機社製造課の社員TOPICS

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