富士電機レポート2016
25/50

Fuji Electric Report 2016242015年度報告収益力の向上やリスク軽減を図るため、グローバル規模で調達体制を構築し、製品に使用する部材や間接材など すべてのコスト抑制に努めています。また、社会的責任に配慮している取引先様とのパートナーシップ構築により、CSRに配慮した調達活動を推進しています。直接材・間接材コストダウンの強化  当社は、直接材および間接材のコストダウンの取り組みをグローバル規模で強化しています。 2015年度は、開発・設計段階から調達部門が関与する開発購買を強化し、タイ生産拠点では現地調達の拡大を図り、直接材の原価低減を行いました。間接材では、生産現場で実施した消耗工具や事務機器・通信費などあらゆる間接材のコスト削減ノウハウを海外生産拠点に水平展開し、削減効果の最大化に努めました。 今後は、プラントやシステム機器分野の開発購買を強化するとともに、グループ全体で間接材の集中購買を進め、さらなるコスト削減を図っていきます。CSR調達の推進  取引先様とともにサプライチェーン全体におけるコンプライアンス違反や人権侵害を未然に防ぐための取り組み、環境負荷の小さい部材を調達するグリーン調達を積極的に進めています。 2015年度の実施内容は下記のとおりです。紛争鉱物への対応 調達先を通じた人権侵害行為への加担を行わない方針のもと、コンゴ民主共和国およびその周辺国における紛争地域から産出される鉱物のうち、スズ、タンタル、タングステン、金とその派生物について、武装勢力の資金源および人身売買、強制労働、児童労働、虐待、戦争犯罪などに関わるものの使用を禁止するよう推進しています。 2015年度は、加盟しているJEITA((一社)電子情報技術産業協会)の「責任ある鉱物調達検討会」に参加し、情報収集に努めました。社内においては、国内主要拠点の調達部門などを対象に、人権侵害や紛争鉱物の研修(2回、47名参加)を実施しました。 今後も取引先様とともに、紛争鉱物への適正な対応により社会的責任を果たすよう取り組んでいきます。2015年度の主な取り組みグローバル調達力の強化  全世界規模で最適な取引先様を開拓するため、グローバル調達体制の構築を目指しています。 2015年度はアジアに調達拠点(IPO)を設置し、タイ生産拠点において、遵法教育や調達リスク、折衝技術等の教育を実施し、調達力の底上げを図りました。 今後は、グローバルに全拠点で共有できる調達情報データベースを構築し、グローバル調達の拡大を図っていきます。取引先様• 取引先様のCSR活動状況を把握するため、 CSRアンケートを実施(300社)• 取引先様向けCSRセミナーの実施(18社)富士電機調達におけるコンプライアンス研修の実施国内 : 31回、973名参加海外 : タイ2社、49名参加2015年度報告 調達調達方針 グローバル調達力の強化と購買担当者の育成 開発購買による直接材コストダウンの強化 グループ全体活動による間接材コストダウンの強化 CSR調達の推進タイ生産拠点における調達教育の様子

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です