富士電機レポート2016
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Fuji Electric Report 2016282015年度報告女性社員の成長を支援する富士電機では、女性社員の相談相手が身近にいないという不安や悩みを解決するため、女性先輩社員に相談できる 「シスター制度」を導入しています。 富士電機のシスター制度とは 「『職場の中で女性社員が一人で、仕事や家庭のことを相談する相手がいないため不安を感じる』という声を聞きます。何とかこの問題を解決できないかとこの制度を導入しました」と語るのは、人事・総務室の工藤。 シスター制度とは、2~3ヵ月に1回の面談を通じて女性社員のキャリア形成や両立に向けた支援を行う当社の制度。2015年度は、36組・72名が参加した。また、円滑なコミュニケーションの取り方や、相談内容の共有、解決法の討議などを行う集合研修を3回実施し、女性社員の成長を支援している。 広い視野を求めて 税務関係で主に海外拠点との取引などを担当する部門で働く立川。参加の動機は「入社以来ずっと同じ職場で仕事をしてきたので、もっと広い視野が持てないか、上司の勧めもあり、キャリアアップの一環として参加しました。アドバイザーの方がどんな方か不安はありましたが、それよりも期待と楽しみの方が大きかったですよ」と笑顔で答える。 経験を活かしてアドバイス アドバイザーの佐藤は、富士電機ITセンター(株)の人事部門で働く管理職。「立川さんは仕事も家庭も大切にする頑張り屋さん。でも、ときには息抜きも必要」と自身の経験からアドバ ダイバーシティ担当 工藤 香織富士電機ITセンター(株) 業務企画部人事総務課 主査 佐藤 美香子経営企画本部 財務室 税務部国際税務課 立川 いづみ現場ルポ シスター制度イスする。「もう少し肩の力を抜いて。笑顔を絶やさない素敵な女性になってほしい。立川さんは自分の力で羽ばたいていける女性です。でも、困ったときはいつでも相談に来て」と笑顔でエールを送る。 お互いの成長につながる「気づき」 「『海外との取引などの仕事は視野が広がる職場だよ』と言われた時は目からウロコでした。違った視点で見てもらえたことで、気づきも あり、考え方も変わりました」と研修の成果を語る立川。 佐藤に子育てについても聞いてみた。「世話を焼くのが当たり前と考えていましたが『子どもが自分でできることはできるだけ任せることを通じて一人の人間として自立させることも大切』と4人のお子さんを育てる佐藤さんの話に感銘を受けました。いつか自分の経験が活かせるときが来たら、今度は私も後輩社員に伝えたいです」と語ってくれた。 面談の中、ネットワークについての話も出た。「研修を通じて普段の仕事では知り合い得ないネットワークができ、人の輪が広がっていく感じがする」(佐藤) 「研修で職場内でのコミュニケーションの大切さを 改めて学びました。忙しくても声をかけることを心がけています」(立川)会話の端々にお互いの成長を感じる瞬間がある。 働く女性に向けて 「制度導入から5年目を迎え、参加人数も延べ200名を超えました。この研修を通じて仕事と仕事以外の双方の充実を図り、女性社員がその力を余すことなく発揮できる職場風土づくりにつなげたい。この研修はそのきっかけづくりだと考えています」(工藤) 富士電機の女性社員への支援は続く。面談の様子

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